タナパラ・スワローズ

団体がある国
バングラデシュ
設立
1973年
商品
手織り、手刺繍
団体概要

1971年の独立戦争の影響で、危機的状況に立たされた女性たちの暮らしをサポートするために設立されたプロジェクトです。
歴史・背景
バングラデシュ北西部を流れるガンジス川のほど近くに位置する美しく、小さな村「タナパラ」を拠点に活動しています。1971年の独立戦争時に戦場となって村は破壊され、民兵として戦った多くの男性が虐殺されました。貧困と絶望の中にある家族を救うため「タナパラ・スワローズ」は誕生しました。
活動内容

女性中心のプロジェクトのため、通常男性の仕事とされる手織りも女性によって行われています。アゾフリー染料で糸を染色し、手織りや手刺繍、縫製など、手仕事を活かした女性のための収入プロジェクトや、貧しい子どものための小学校の運営など、さまざまな地域活動を行っています。
活動の広がり・生産者へのメリット
フェアトレードを通して得た利益は、地域の320人の子どもたちが通うスワローズ・スクールの運営費に役立てられています。

2007年には、仕事をする女性たちのために60人の幼児が通う保育施設の運営が始まり、ピープルツリーのNGO部門であるグローバル・ヴィレッジから運営資金を寄付しています。
フェアトレード以外の活動
保育施設
女性支援
生産者の物語・コメント
スワローズの取締役補佐を務めるジニ・アリさんは、女性に対する差別や仕事の機会の不足がバングラデシュの生活水準の向上を妨げていると言います。

「ピープルツリーが推進するフェアトレードによって、スワローズのの経営は安定し、自立した団体となることができました。これがタナパラの女性たちの自立にもつながっています」。

 

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