クムディニ・ハンディクラフト

団体がある国
バングラデシュ
設立
1980年
商品
ブロックプリント、手刺繍
団体概要

クムディニ・ハンディクラフト

クムディニ・ハンディクラフトは女性に雇用をつくり出し、低所得の人びとへ医療を提供するために、手工芸品や衣料品を生産するプロジェクトです。バングラデシュ・ナラヤンガンジに設立されました。
歴史・背景
貧しい人々のための病院と看護学校を運営するためにクムディニ福祉財団が1947年に設立され、その活動資金をつくることを目的として、1980年に手工芸品や衣料品を生産する女性たちの収入向上および地位向上のプロジェクトが発足しました。現在では1,500人あまりの女性たちが生産に従事しています。
活動内容

クムディニ・ハンディクラフト

恵まれない境遇にいる女性たちに雇用の機会を増やしたり、医療を提供するなどの支援を行っています。職人は公正な賃金を得られるだけでなく、食生活を改善したり、子どもの教育にお金を使うことができるようになりました。クムディニは輸出向けの衣料品の製作だけでなく、バングラデシュの首都ダッカに初めてのフェアトレード専門ブティックを展開。 製品はバングラデシュの歴史あるノクシカタ刺繍の伝統を受け継いでいます。

染料には花や樹皮、植物の根などの天然資源や発ガン性物質を含まないアゾ・フリー染料など、安全な資源を使用。ピープルツリーはクムディニとパートナーシップを組み、美しいブロックプリントや手刺繍・縫製などの手仕事を活かし、ドレスやトップスを生産し、ユニークなモダンデザインをつくることで伝統技術を甦らせています。

※ アゾ・フリー:衣料品の染料として日本国内で今も一般的に使われているアゾ化合物は、発ガン性があるとして、ヨーロッパの一部では使用禁止となっているため、ピープルツリーの衣料品はアゾフリー(アゾ系でない)染料を使っています。
活動の広がり・生産者へのメリット
フェアトレードで得られた利益は、クムディニ福祉財団が運営する約600床を抱える病院の運営経費として使われ、低所得の人びとが医療研修や治療を無償で受けています。また、高等学校、農園施設など幅広い支援に役立てられています。
フェアトレード以外の活動
雇用の機会創出、医療、教育の支援、病院の運営
動画

 

● クムディニ・ハンディクラフトから届いたアイテムはこちら »

 

このページのトップへ