プシュパンジャリ

団体がある国
インド
設立
1982年
商品
手刺繍
団体概要
北インドのアグラで、伝統手工芸のザリ刺繍によって生計が立てられるように、職人たちを支援している団体です。
歴史・背景
1982年に設立され、当初は5人の生産者からスタートしました。設立の目的は社会的に立場の弱い人びとに持続的な暮らしを提供すること。アグラでは、観光源であるタージ・マハルの保護のため、政府による産業活動の規制が厳しく、雇用機会も限られています。そんなアグラで多くの人が自営の手工芸品づくりで生計を立てていました。フェアトレードによって手工業産業を支援することは、都市への人口流出によって持続的な地域の発展が危ぶまれている現在、大きな意味を持っています。
活動内容
タージ・マハルで有名なインド北部の都市、アグラで社会的に弱い立場に置かれた職人たちが、伝統的なザリ刺繍の手仕事によって収入の機会を得られるよう支援しています。
活動の広がり・生産者へのメリット
フェアトレードの実践にとどまらず、ソーシャルビジネスとしての活動を広げて、労働条件の向上、新たな雇用機会の創出、女性の経済的自立の支援、保健センターや子どもの教育プログラムなどの社会的活動への資金提供を行っています。奨学金のプログラムやコンピュータのクラスを通して、経済的に不利な立場にある家庭の子どもたちに、教育の機会を提供しています。ピープルツリーとの継続的なパートナーシップによって、職人たちはデザインや技術向上、品質管理のサポートを受け安定した仕事ができるようになりました。
フェアトレード以外の活動
雇用促進、技術向上、教育、女性の自立、労働環境、保健

 

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