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記事: Pecha kucha CAFÉ番外編 - ドキュメンタリー映画『オキュパイ・ラブ』上映しました!

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Pecha kucha CAFÉ番外編 - ドキュメンタリー映画『オキュパイ・ラブ』上映しました!

こんにちは! ピープル・ツリー 生産管理のマスオカです。
5月31日(日)にピープル・ツリー 自由が丘店で開催したPecha Kucha CAFCAFÉでは、ドキュメンタリー映画『オキュパイ・ラブ』を上映し、21名の参加がありました。




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2011年9月17日にアメリカの金融都市ウォール街にて始まった「オキュパイ運動」。「We are the 99% 私たちは99%だ」をスローガンに、富の不平等や、その原因となる経済界・政界に対する抗議運動は、年代・人種の壁を越えて広く支持されました。この運動はアメリカにとどまらず、世界中に大きな影響を与えました。
(※ アメリカで国民の1%にあたる富裕層が富を独占していることから生まれた言葉)
映画の詳細はこちら >> 『オキュパイ・ラブ』公式サイト



特徴的なのが、ベルクロウ・リッパー監督が彼らに取材をするときに、「危機をラブストーリーに変える方法は?」という質問を必ず最後にすることです。
個人的にはカナダのタールサンド開発に反対する先住民が、この問いに対して“ Love? Love is the movement ”「愛?愛とは、行動することだ。」と“ Love is the movement ”と刻まれたタトゥーを見せるシーンがとてもとても印象的でした。





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参加者の感想を一部ご紹介させていただきます。


  • この数年世の中の不公平さに不満をおぼえながらも、心のどこかで自分が変化を起こすのは無理だと思うようになっていた。無力感をまた罪悪感にも感じて、負のスパイラルにおちいっていた。
    でもこの映画を観て、プロセスが大事なのだから、とにかく行動を起こそうと思えた。
    その過程で同じような想いを持っている人々と出逢えたら、少しずつ自分が生きたい世の中に近付いていくのだと信じていきたい。ありがとう。





  • 「思いやりを行動に変えること」心に響きました。フェアトレード商品のお買いものも行動ですね。





  • 「危機をラブストーリーに変えるにはどうしたらよい?」という映画のテーマが、最初はよく分からなかったのですが、見ているうちに、「人と人がつながり、共同体としてつながることで、この危機を乗り越えよう」ということなのかな、と思いました。





  • 99%の人もシステムの一員であるのが事実で、皆がそれを認識することが大事だと思います。
    「99% vs 1%」の構図にすると、自分も運動に参加している!という高揚感が単純に生まれますが、それは結局憎しみと変わらないと思います。
    私は自分が今いる場所、職務において出来ることをしていこうと思いました。







上映の後には、今回一緒にリレー上映会を開催したYokohama Seed Shower/ トランジションタウンよこはまより、珍しい固定種・在来種の種のプレゼントがあり、みなさまに喜んでお持ち帰りいただきました。
中にはピープル・ツリーで販売しているテラコッタの鉢にその種を蒔くと言ってお買い上げくださった方も!
※Yokohama Seed Shower/トランジションタウンよこはまは横浜を中心に固定種・在来種の種の交換会や映画上映会、知識のシェア、スキルシェアなどいろんな種まきをしているグループです。



参加して下さったみなさま、ありがとうございました!



ピープル・ツリー 自由が丘店で月に1回開催してきた「Pecha Kucha CAFÉ」ですが、
今後は不定期開催になります。
開催の日時は、ピープル・ツリー 自由が丘店のウェブページでお知らせいたします。



(ピープル・ツリー 生産管理担当 マスオカ)