フェアトレードの絵本が発売!
こんにちは! 営業担当のオオツです。
私も仕事柄よく聞かれるのですが、みなさん、「フェアトレードってなあに?」と聞かれたら、どう答えますか?
なんとなくわかるけど、うまく説明できない・・・という方が多いのでは。
そんな方も、詳しい方も必見!
先日、フェアトレードのことがとてもわかりやすく書かれている絵本が
発売されました。
それは「ムクリのにじいろTシャツ」(作:宮原桃子、絵:中沢あや子)
物語を通じて、フェアトレードのことを楽しく知ることができる一冊です。
大きな少年ムクリは、にじいろのTシャツをつくる旅に出ます。
Tシャツができるまでにさまざまな人に出会い、
ムクリはたくさんのことを知ります。
コットンの畑のこと、布やTシャツをつくる工場のこと、
そこで働く子どもたちのこと・・・。
この本は、元ピープル・ツリーのスタッフ宮原桃子さんが文章を書き、
なんと絵は桃子さんのお母さまが描かれたとか。ステキ。
親子2代でつくった絵本はあたたかいですよ。
そんな絵本を3歳の息子と読んでみました。
3歳にはちょっと長いかな、と思ったのですが、
「やだ、全部読む~」と。
そこで途中で感想を聞いてみました。
「なんか、いい気持ちがしない」そうです。
たしかに。
Tシャツがつくられるときに環境が壊されたり、
子どもが働かされてたりするのを知ったら、
いい気持ちがしないですね。
さて、全部読み終わってから感想を聞くと「あ~、よかった♪」とうれしそう。
結局、寝る前にも「読んで」とせがまれ、
息子のお気に入りの1冊になったようです。
今は「フェアトレード」と「そうでないもの」に区別されてしまいますが、
息子が大人になる頃にはそんな区別がない、
全てがフェアトレードの世の中になってほしいものです。
桃子さんがこの絵本をつくろうと思ったきっかけは、
2013年4月、バングラデシュの首都ダッカ郊外にある「ラナ・プラザ」という
8階建てのビルが崩壊し、1,000名以上が死亡、2,000名以上が負傷した事故でした。
このビルには、大手ファッションブランドの下請け縫製工場が入っており、
たくさんの労働者が犠牲になりました。
ビルが崩壊する前日から、労働者たちは壁にひびが入っているのを知っており、
その多くが崩壊当日も工場内に入るのを拒否していました。
しかし、入らなければ月給を払わない、解雇するなどの脅しもあり、
労働者たちはその日も働かなくてはならず、倒壊したビルの下敷きとなったのです。
衝撃的な事故も、ほんの数か月で、
あっという間にたくさんのニュースに流され、記憶の彼方に。
でも、これは氷山の一角。
今この瞬間も、途上国の生産現場では、
不当に安い賃金、無理な納期のため休日も休憩もほとんど与えられない環境、
防災などの安全性が全く配慮されていない工場など、
劣悪な環境で働かざるを得ない人たち(そして子どもたち)がいます。
彼らの日常と、私たちの日常は関係ないのでしょうか?
私たちの周りには、信じられないほど安いモノに溢れています。
そして、その多くが海外のさまざまな国から届けられています。
安いことは必ずしも悪いことではないけれど、
安いのにはさまざまな理由があります。
一番負担を強いられるのは、生産現場で働いている労働者たち。
この状況を変えられるのは、モノを買う側にいる私たち。
「私たちは、毎日たくさんのモノを消費しています。
子どもたちも、その一人です。
私自身にも、5歳と3歳の子どもがいます。
子どもたちが、こうした状況について、難しいお勉強や説明でなく、
絵本を通して楽しく学ぶことができたらいいなと思い、この絵本を作りました。
自分が食べ、使っているモノが、どんな所から来て、誰がつくっているのか・・・」
桃子さんは、そんなことを親子で考えるきっかけになれば、と願っているそうです。
みなさんもぜひ読んでみてくださいね。
ご購入はこちら
また、桃子さんとママたちで立ち上げたグループ主催のイベントがあります。
ふわふわのコットンを使ってネックレス作りのワークショップ。
子どもも気軽に参加できるのでぜひ!
紙芝居もあるようですよ。
私も仕事柄よく聞かれるのですが、みなさん、「フェアトレードってなあに?」と聞かれたら、どう答えますか?
なんとなくわかるけど、うまく説明できない・・・という方が多いのでは。
そんな方も、詳しい方も必見!
先日、フェアトレードのことがとてもわかりやすく書かれている絵本が
発売されました。
それは「ムクリのにじいろTシャツ」(作:宮原桃子、絵:中沢あや子)
物語を通じて、フェアトレードのことを楽しく知ることができる一冊です。
大きな少年ムクリは、にじいろのTシャツをつくる旅に出ます。
Tシャツができるまでにさまざまな人に出会い、
ムクリはたくさんのことを知ります。
コットンの畑のこと、布やTシャツをつくる工場のこと、
そこで働く子どもたちのこと・・・。
この本は、元ピープル・ツリーのスタッフ宮原桃子さんが文章を書き、
なんと絵は桃子さんのお母さまが描かれたとか。ステキ。
親子2代でつくった絵本はあたたかいですよ。
そんな絵本を3歳の息子と読んでみました。
3歳にはちょっと長いかな、と思ったのですが、
「やだ、全部読む~」と。
そこで途中で感想を聞いてみました。
「なんか、いい気持ちがしない」そうです。
たしかに。
Tシャツがつくられるときに環境が壊されたり、
子どもが働かされてたりするのを知ったら、
いい気持ちがしないですね。
さて、全部読み終わってから感想を聞くと「あ~、よかった♪」とうれしそう。
結局、寝る前にも「読んで」とせがまれ、
息子のお気に入りの1冊になったようです。
今は「フェアトレード」と「そうでないもの」に区別されてしまいますが、
息子が大人になる頃にはそんな区別がない、
全てがフェアトレードの世の中になってほしいものです。
桃子さんがこの絵本をつくろうと思ったきっかけは、
2013年4月、バングラデシュの首都ダッカ郊外にある「ラナ・プラザ」という
8階建てのビルが崩壊し、1,000名以上が死亡、2,000名以上が負傷した事故でした。
このビルには、大手ファッションブランドの下請け縫製工場が入っており、
たくさんの労働者が犠牲になりました。
ビルが崩壊する前日から、労働者たちは壁にひびが入っているのを知っており、
その多くが崩壊当日も工場内に入るのを拒否していました。
しかし、入らなければ月給を払わない、解雇するなどの脅しもあり、
労働者たちはその日も働かなくてはならず、倒壊したビルの下敷きとなったのです。
衝撃的な事故も、ほんの数か月で、
あっという間にたくさんのニュースに流され、記憶の彼方に。
でも、これは氷山の一角。
今この瞬間も、途上国の生産現場では、
不当に安い賃金、無理な納期のため休日も休憩もほとんど与えられない環境、
防災などの安全性が全く配慮されていない工場など、
劣悪な環境で働かざるを得ない人たち(そして子どもたち)がいます。
彼らの日常と、私たちの日常は関係ないのでしょうか?
私たちの周りには、信じられないほど安いモノに溢れています。
そして、その多くが海外のさまざまな国から届けられています。
安いことは必ずしも悪いことではないけれど、
安いのにはさまざまな理由があります。
一番負担を強いられるのは、生産現場で働いている労働者たち。
この状況を変えられるのは、モノを買う側にいる私たち。
「私たちは、毎日たくさんのモノを消費しています。
子どもたちも、その一人です。
私自身にも、5歳と3歳の子どもがいます。
子どもたちが、こうした状況について、難しいお勉強や説明でなく、
絵本を通して楽しく学ぶことができたらいいなと思い、この絵本を作りました。
自分が食べ、使っているモノが、どんな所から来て、誰がつくっているのか・・・」
桃子さんは、そんなことを親子で考えるきっかけになれば、と願っているそうです。
みなさんもぜひ読んでみてくださいね。
ご購入はこちら
また、桃子さんとママたちで立ち上げたグループ主催のイベントがあります。
ふわふわのコットンを使ってネックレス作りのワークショップ。
子どもも気軽に参加できるのでぜひ!
紙芝居もあるようですよ。
親子で楽しむフェアトレード!
コットンボールでアクセサリーを作ろう!&フェアトレードの紙芝居
日時 :2014年5月31日(土)13:00~15:30
場所 :岡さんのいえTOMO(世田谷区上北沢3-5-7)
イベント詳細:https://www.facebook.com/FTGSetagaya
参加費 :子ども 1,000円、大人の付き添いの方は無料
問い合せ先:フェアトレードガーデン世田谷※
※ 世田谷区でフェアトレードを広めようとママ2人が立ち上げたワークショップグループ