5月10日なので、コットンのお話。
広報のヒロミです。5月10日は「コットンの日」。
コットンというと、私の大好きな写真があります。
ピープルツリーのオーガニックコットン製品に付けるタグとしても使用していた写真。
コットンのほこほこ感が伝わるし、生産者さんの笑顔がとっても素敵だと思いませんか?
(好きすぎて、タグを本のしおりにしている私……)
軽々と持っていますが、きっとものすごく重いはず。
ちょっと引いてみると、作業場はこんな感じになっています。
コットンの道! コットンの山!! 思わずダイブしたくなります。
そう思ったのは私だけではなかったようで……
綿花から取り除いた種の山の上に休憩中の方が(笑) いいなぁ。
ビーズクッションみたいな感触なんでしょうか。
アルプスの少女ハイジの干し草ベッドとともに、一生のうち1回は寝てみたいベッドです。
最初の2枚とは違うときに撮影されたものですが、
どちらもピープルツリーで使っているコットンを扱ってくれているインドの工場の写真です。
工場では、綿花から糸をつくってています。
ほぼ機械化されていますが、手作業の工程もまだ残っています。
例えば、汚れや固すぎるなどの理由で、大雑把によけられた綿花の山から、
使えるものを人の手と目で選り分ける作業をしたり。
種を取り除く作業「ジニング」も、サンプルなど少量でこなすときには、こんな道具を使っています。
ジニングには、ローラー・ジンとソー(のこぎり)・ジンの2種類の機械があります。
作業効率が良く、ごみの混入が少ないという理由でソー・ジンが世界的に主流ですが
ピープルツリーでは、手間がかかりますが、繊維に傷がつきにくく、
繊維本来の良さが残るローラー・ジンのコットンを採用しています。
種を取り外した原綿です。(先ほどの男性は、この種の山の上に寝ていたんですね)
糸になるまでも大変な労力がかかっています。
コットンを育てて、糸を紡いで、布を織って、洋服を縫って……
と考えたら気が遠くなりそうです。
誰かが働いてくれるから、私たちはお洋服を着ることができるんですよね。
多くの人の手を経て出来上がったお洋服、大事にしたいと思います。
さて、コットン製品の中でも、ピープルツリーが力を入れているのが、オーガニックコットンです。
コットンでつくられたお洋服のうち、アイテム数でいうと約8割がオーガニックコットンを使用しています。
ワンピースやトップス、パンツなど600点以上のオーガニックコットンアイテムがあります。
オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料を3年以上使っていない畑で、
農薬や化学肥料を使わずに栽培されたコットンのことを指します。
オーガニックコットンを育てることで、畑で働く人びとが健康的な暮らしを送り、
割増金(プレミアム)による学校や灌漑設備への投資が可能になるなど
農家だけでなく地域全体へもメリットがあります。
普通のコットンには、ナチュラルなイメージとは裏腹に、
農薬や殺虫剤の大量使用による農家の健康被害や、環境破壊など
実は、さまざまな問題があります。
でも、まずは難しいことを考える前に、
「オーガニックコットンって、なんとなく良さそうだな」
と思っていただけたら、ぜひ一度、手に取ってみてください。
その肌ざわりの良さが気持ちいい! 着てみたい!
そこからのスタート&継続でいいんじゃないかな、と思います。
……というようなことを、3月に開催した「フェアトレードの学校」でお話していました。
5月のフェアトレードの学校は、今週末の日曜日、14日10:45から。
衣食住の「衣」編で、テーマは「手仕事を活かして、デザインを楽しむ」です。
生産者さんを訪ねたデザイナーをゲストに、お話しします。
ぜひ、ご参加くださいね。
コットンというと、私の大好きな写真があります。
ピープルツリーのオーガニックコットン製品に付けるタグとしても使用していた写真。
コットンのほこほこ感が伝わるし、生産者さんの笑顔がとっても素敵だと思いませんか?
(好きすぎて、タグを本のしおりにしている私……)
軽々と持っていますが、きっとものすごく重いはず。
ちょっと引いてみると、作業場はこんな感じになっています。
コットンの道! コットンの山!! 思わずダイブしたくなります。
そう思ったのは私だけではなかったようで……
綿花から取り除いた種の山の上に休憩中の方が(笑) いいなぁ。
ビーズクッションみたいな感触なんでしょうか。
アルプスの少女ハイジの干し草ベッドとともに、一生のうち1回は寝てみたいベッドです。
最初の2枚とは違うときに撮影されたものですが、
どちらもピープルツリーで使っているコットンを扱ってくれているインドの工場の写真です。
工場では、綿花から糸をつくってています。
ほぼ機械化されていますが、手作業の工程もまだ残っています。
例えば、汚れや固すぎるなどの理由で、大雑把によけられた綿花の山から、
使えるものを人の手と目で選り分ける作業をしたり。
種を取り除く作業「ジニング」も、サンプルなど少量でこなすときには、こんな道具を使っています。
ジニングには、ローラー・ジンとソー(のこぎり)・ジンの2種類の機械があります。
作業効率が良く、ごみの混入が少ないという理由でソー・ジンが世界的に主流ですが
ピープルツリーでは、手間がかかりますが、繊維に傷がつきにくく、
繊維本来の良さが残るローラー・ジンのコットンを採用しています。
種を取り外した原綿です。(先ほどの男性は、この種の山の上に寝ていたんですね)
糸になるまでも大変な労力がかかっています。
コットンを育てて、糸を紡いで、布を織って、洋服を縫って……
と考えたら気が遠くなりそうです。
誰かが働いてくれるから、私たちはお洋服を着ることができるんですよね。
多くの人の手を経て出来上がったお洋服、大事にしたいと思います。
さて、コットン製品の中でも、ピープルツリーが力を入れているのが、オーガニックコットンです。
コットンでつくられたお洋服のうち、アイテム数でいうと約8割がオーガニックコットンを使用しています。
ワンピースやトップス、パンツなど600点以上のオーガニックコットンアイテムがあります。
オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料を3年以上使っていない畑で、
農薬や化学肥料を使わずに栽培されたコットンのことを指します。
オーガニックコットンを育てることで、畑で働く人びとが健康的な暮らしを送り、
割増金(プレミアム)による学校や灌漑設備への投資が可能になるなど
農家だけでなく地域全体へもメリットがあります。
普通のコットンには、ナチュラルなイメージとは裏腹に、
農薬や殺虫剤の大量使用による農家の健康被害や、環境破壊など
実は、さまざまな問題があります。
でも、まずは難しいことを考える前に、
「オーガニックコットンって、なんとなく良さそうだな」
と思っていただけたら、ぜひ一度、手に取ってみてください。
その肌ざわりの良さが気持ちいい! 着てみたい!
そこからのスタート&継続でいいんじゃないかな、と思います。
……というようなことを、3月に開催した「フェアトレードの学校」でお話していました。
5月のフェアトレードの学校は、今週末の日曜日、14日10:45から。
衣食住の「衣」編で、テーマは「手仕事を活かして、デザインを楽しむ」です。
生産者さんを訪ねたデザイナーをゲストに、お話しします。
ぜひ、ご参加くださいね。