ケニアの子どもたちに車椅子を届けてきました!
暑さの中にも秋の気配を感じる季節になりましたね。
VMDのマユコです。
インテリアやファッションにアフリカンテイストを大胆に加えて楽しむのが好きです。
ピープル・ツリーでは2011~12年に、
ケニアのボンボルル・ワークショップで作られたアクセサリー100個の売上につき、
車椅子1台をプレゼントするキャンペーンを行いました。
その売上が車椅子29台分になり、先月末サフィアが現地を訪れ、
車椅子を届けることができました。
こちらからその時の様子をご覧いただけます。
ボンボルル・ワークショップは、身体に障害をもつ人びとのリハビリセンターとして設立され、
現在はケニア身体障害者協会のもと、アクセ、木工、布製品、革製品の工房があり、
主に障害のある人びとが約100人ほど働いています。
出張でボンボルル・ワークショップを訪問し、アクセサリーをつくる女性と話した際、
彼女は「私は、本当にラッキーだった。ここに来ることができなければ、
路上に出ていただろう」と語っていました。
ナイロビの路上で、埃まみれで座り、物乞いや
なかなか売れそうにない物売りをしている人びとを見たのを思い出し、
苦しい思いがしました。
まだまだ政治や福祉が整っていないケニアでは、
妊娠中の健康診断や生まれてから適切な治療が受けられず、
病気の合併症として小児麻痺がおこり、下半身不随になるケースが多いのだそうです。
またリハビリを受ける機会もなく、
治る可能性のある障害も悪化するという悪循環を抱えています。
ケニアで身体に障害を持つと、厳しい現実が待ち受けています。
障害者のための学校や、施設などもありますが、
広い国土や人口に対して、全く足りておらず、
車椅子や杖などの装具も行き渡っていません。
両足に不自由があり、自ら動くことができない彼らは社会から取り残されてしまいます。
生活に余裕がない家族には大きな負担となることが多く、
育ちざかりの子ども達が一人ぼっちで家に置き去りにされるケースが多いと言います。
車椅子があることで、この少女は学校に通い、コミュニティーに参加することができます。
そんな状況を少しでも改善するべく生まれたのが、この車椅子キャンペーンです。
障害のある人びとがつくった魅力的なアクセサリーが売れることで、
彼らの自立だけでなく、同じ境遇の人びとの力にもなります。
あなたを輝かせるこのアクセは、遠いケニアでもたくさんの人びとを輝かせているのです。
車椅子が必要な少年とその母親とサフィア。少年に届けた車椅子の前で撮影。
現地では、まだまだ車椅子を必要としている人びとがいることから、
このたび、キャンペーンの継続を決めました。
今まではアクセサリーの売上100個につき車椅子1台としていましたが、
現地で為替と車椅子の制作にかかる価格に変動があったため、
今後はアクセサリーの売上200個につき、1台をプレゼントしていきます。
ボンボルル・ワークショップのアクセサリーを身につけることで、継続的な支援をお願いします!
ボンボルル・ワークショップのアクセサリーはこちら
次回は、ボンボルル・ワークショップの魅力を紹介できたらと思います。
VMDのマユコです。
インテリアやファッションにアフリカンテイストを大胆に加えて楽しむのが好きです。
ピープル・ツリーでは2011~12年に、
ケニアのボンボルル・ワークショップで作られたアクセサリー100個の売上につき、
車椅子1台をプレゼントするキャンペーンを行いました。
その売上が車椅子29台分になり、先月末サフィアが現地を訪れ、
車椅子を届けることができました。
こちらからその時の様子をご覧いただけます。
ボンボルル・ワークショップは、身体に障害をもつ人びとのリハビリセンターとして設立され、
現在はケニア身体障害者協会のもと、アクセ、木工、布製品、革製品の工房があり、
主に障害のある人びとが約100人ほど働いています。
出張でボンボルル・ワークショップを訪問し、アクセサリーをつくる女性と話した際、
彼女は「私は、本当にラッキーだった。ここに来ることができなければ、
路上に出ていただろう」と語っていました。
ナイロビの路上で、埃まみれで座り、物乞いや
なかなか売れそうにない物売りをしている人びとを見たのを思い出し、
苦しい思いがしました。
まだまだ政治や福祉が整っていないケニアでは、
妊娠中の健康診断や生まれてから適切な治療が受けられず、
病気の合併症として小児麻痺がおこり、下半身不随になるケースが多いのだそうです。
またリハビリを受ける機会もなく、
治る可能性のある障害も悪化するという悪循環を抱えています。
ケニアで身体に障害を持つと、厳しい現実が待ち受けています。
障害者のための学校や、施設などもありますが、
広い国土や人口に対して、全く足りておらず、
車椅子や杖などの装具も行き渡っていません。
両足に不自由があり、自ら動くことができない彼らは社会から取り残されてしまいます。
生活に余裕がない家族には大きな負担となることが多く、
育ちざかりの子ども達が一人ぼっちで家に置き去りにされるケースが多いと言います。
車椅子があることで、この少女は学校に通い、コミュニティーに参加することができます。
そんな状況を少しでも改善するべく生まれたのが、この車椅子キャンペーンです。
障害のある人びとがつくった魅力的なアクセサリーが売れることで、
彼らの自立だけでなく、同じ境遇の人びとの力にもなります。
あなたを輝かせるこのアクセは、遠いケニアでもたくさんの人びとを輝かせているのです。
車椅子が必要な少年とその母親とサフィア。少年に届けた車椅子の前で撮影。
現地では、まだまだ車椅子を必要としている人びとがいることから、
このたび、キャンペーンの継続を決めました。
今まではアクセサリーの売上100個につき車椅子1台としていましたが、
現地で為替と車椅子の制作にかかる価格に変動があったため、
今後はアクセサリーの売上200個につき、1台をプレゼントしていきます。
ボンボルル・ワークショップのアクセサリーを身につけることで、継続的な支援をお願いします!
ボンボルル・ワークショップのアクセサリーはこちら
次回は、ボンボルル・ワークショップの魅力を紹介できたらと思います。