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記事: インドから届いた軽やかなハンドプリントのストール

ファッション

インドから届いた軽やかなハンドプリントのストール

こんにちは、商品企画チームのクギミヤです。
普段のコーディネートに気軽に取り入れられるストールは、ハンドペイントや手染めなど、手仕事ならではの技がギュッと詰まった人気商品。
2019年秋冬コレクションも職人の技が光るストールがたくさん届きましたのでご紹介します。



手染めウールストール


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グレーはスクエア、イエローはトライアングル、ブラックにはサークル、色ごとに異なる模様が染め抜きされたストール。
どこか日本の絞り染めを連想させます。

届けてくれたのはインドのフェアトレード団体「サシャ」の元で活動するプリントユニット「ウシャグラム」。
サシャのオフィスがあるコルカタ市内から車で3時間ほど、ゆったりとした時間が流れる郊外のナディアという村で活動するグループです。女性たちが生地の染色のほか、バティックプリント(ろうけつ染め)、カンタ刺繍など様々な手工芸を行っています。

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 width= 広々とした中庭にはどこかリラックスしたムードが漂います。

模様の染付けは「クランプダイ(Clamp Dye)」(締め具による染色)と呼ばれる手法を使っています。
 width= 型と、締め具(=クランプ)
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180x70cmと大判のスカーフなので、大きな生地を2人がかりで丁寧に折りたたみ、型を布に固定します。
型がずれたり染料がしみこんだりしないよう、固く締めます。染色の工程は、ウシャグラムから数時間離れた場所にあるアゾフリー染色の設備が整ったプリント工房で行うことに。


折りたたんだスカーフは染料の入った大きな鍋へ。
重なった布の奥まできれいに色が入るよう、絶えず動かしていなければならないので、一度に2-3個ずつしか染められません。湯気の熱気を受けながら、懸命に鍋をかき混ぜます。

染色が終わったスカーフはたっぷりとお日様の光を浴びて乾かされます。
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じつは本生産がスタートする前、ウシャグラムで大変なことがありました。
昨年末に施設の一室が火事にあい、たくさんの大切な道具が燃えてしまったとのこと。
誰もいない深夜に出火したため一室が全焼してしまったそうですが、働く人たちは皆無事だったのは幸いでした。
そんな大変な中でもなんとか予定通りストールを仕上げてくれました。

クランプダイストールはこちら >

ハンドペイントストール


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こちらのストールを届けくれたのは芸術的なプリントを仕上げてくれる「サードアイ」。
今季のデザインテーマ「Soothing Place」(癒される場所)をイメージした素朴な木々をハンドペイントで表現してくれました。

まずは軽やかなガーゼ素材の生地に、秋の陽だまりのようなあたたかいブラウン色を施していきます。
サードアイでは伝統的な木版のブロックだけではなく、ブラシやローラー、時には木の葉(!)まで使い、こちらが伝えたプリントのイメージを生地の上に表現してくれます。今回は繊細なガーゼ素材の生地なので、ベースの色はローラーを使ってプリントすることになりました。




こちらは木々のプリント風景。
指を使って木やドットの模様をつけています。
機械で表現できない、ちょっとした掠れや濃淡がプリントに奥行きを与え、
1点1点個性の異なる、世界にひとつだけのプリントストールが出来上がります。
プリントに多少の個体差がありますが、それも大量生産にはない魅力です。
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シックな色合いで秋冬の落ち着いたコーディネートにもぴったりのストール。
ぜひワードローブの1つに加えてみてください。



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