ダージリンならではの摘まれた季節ごとの味わい
紅茶のシャンパンと称され、世界三大紅茶のひとつであるダージリンは、昼夜の寒暖差が大きく特殊な気候条件を持つ、ヒマラヤのふもと、インドのダージリン地方でつくられた紅茶のこと。収穫期は3月から11月で、時期によって味も香りも大きく異なります。ピープルツリーでは入荷時期によって、3種類の茶葉がお楽しみいただけます。春摘み(ファーストフラッシュ)は薄緑色の茶葉で、青々しくキリッとしたさわやかで上品な渋み。水色は明るい黄金色です。夏摘み(セカンドフラッシュ)は、マスカットのような華やかでフルーティーな香りと豊かな味わい。秋摘み(オータムナル)は、濃い栗色の茶葉でまろやかに円熟した味と香りが特徴。水色は深く美しい銅色が楽しめます。
自然と動物が調和するインドの「マカイバリ茶園」
ピープルツリーが20年以上取り扱っているダージリンティーは、1859年に創立されたインドのマカイバリ茶園で栽培されています。ダージリン地方で最も古い茶園で、約670ヘクタール(東京ドーム約145個分)の広大な敷地に、茶畑と原生林が共存しています。4代目のS.K.バナジー氏がこの農園を受け継いでから約30年、化学肥料を一切使わず、太陽と水、空気、土、植物、そして動物たちが互いに調和した環境で育てるバイオダイナミック農法で、紅茶の栽培を行ってきました。農園はWWF(世界自然保護基金)に絶滅危惧種として登録されているトラをはじめ、ヒョウやウサギ、サル、シカ、さらに300種類もの鳥が暮らす自然の楽園。大地のエネルギーを受けて育った茶葉には、口の中にふわっと広がるすがすがしい香り、そして幾層にも変化する余韻がたっぷり詰まっています。
フレーバーティーにも
稀少なダージリンティーを使って
ピープルツリーではフレーバーティーのベースにも、ストレートティーと同じダージリンの春摘みの茶葉を使用しています。春摘みは青々しくさわやかな渋みが日本茶にも通じる飽きのこない味わいで、どのフレーバーとも相性抜群。稀少なバイオダイナミック・ダージリンティーに天然由来の香りをのせた贅沢なひと品です。