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ピープルツリー25周年

希望ある時代へ

世界は今、目まぐるしく変化しています。私たちはどんな時代にあっても、変わることなく希望ある世界を追い求めていきます。ピープルツリーは25年前からずっと、人と人、人と環境との関係は、「フェア」であるべきという信念を持ち続け、前を向いて進み続けてきました。ここまで続けてこられたのは、ひとえに皆さまのあたたかいご支持があったからこそです。そのあたたかい気持ちに心から感謝します。ありがとうございます。私たちはこれからも分断された世界をつなぎ、より理解を深め合うことを、お互いの文化を尊重し、さまざまな豊かさを分かち合えるビジネスを、フェアトレードによって実現していきます。これからも皆さまと手を取り合いながら、お互いを思いやるやさしさのある社会を目指します。

メッセージ

  • Chris Haughton

    クリス・ホートン / イラストレータ・作家

    Happy birthday People Tree !
    Congratulations on all the fantastic work you have done so far best wishes for the next 25 years.

    誕生日おめでとう、ピープルツリー!
    これまでの素晴らしい功績に、心からおめでとうの気持ちを贈ります。来たる25年に向けて成功を祈っています。

    profile

    ロンドン在住、アイルランド出身のイラストレーター&作家。 2007年、ピープルツリーのために制作した作品が『タイム・マガジン』のデザイン100選(The Style + Design 100)に選ばれる。 著書に『ちょっとだけ迷子(A BIT LOST)』、『OH NO GEORGE!』、『SHH! WE HAVE A PLAN』などの絵本がある。 2014年9月にはモバイル専用アプリ「おぼうしおさる(HATMONKEY)」をリリース。 同時にデザインとフェアトレードをつなぐソーシャルビジネスサイト、「node」(madebynode.com)も立ち上げた。 chrishaughton.com

  • Peter Barakan

    ピーター・バラカン / ブロードキャスター

    日本でフェア・トレイドという名前の付いた会社ができる25年前まで、多くの貿易が不公平であることにぼくはあまり気づいていませんでした。

    ものを買う時、その商品がどんな工程を経て、どこの国の誰の手によってつくられたものか、意識する消費者はさほど多くはなかったと思います。

    その後大企業が途上国の労働者をいかに搾取しているかについてときどきメディアで暴露されることがありますが、ますますグローバル化が進む今の世の中では資本主義は暴走する怪物に変わってきています。

    20年前なら自分のことを中産階級と認識していたような人でも、今や貧困に陥っているケイスが日本でも増えています。

    労働の正当な対価はいくら?
    自分のことを基準にして考えれば、買い物をする時の意識は少し変わるはずです。

    人間のやり取りがすべてフェアになれば、紛争や戦争もなくなる、そんな夢は非現実的すぎるでしょうか。

    profile

    1951年ロンドン生まれ。 ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。 現在フリーのブロードキャスターとして活動、『BarakanBeat』(インターFM)、『ウィークエンド・サンシャイン』(NHK- F M )、『アナログ特区』(FM横浜)、『ライフスタイル・ミュージアム』(Tokyo FM)、『ジャパノロジー・プラス』(NHKBS1)などを担当。

  • Ryu Murakami

    村上龍 / 作家

    「fairnessへの希求、その継続」

    サフィア(いつも呼んでいる通り、敬称抜きにします)に、『カンブリア宮殿』に出演してもらったとき、お互いに確認したことがありました。
    「活動の継続」がいかに大切かということです。

    ピープルツリーが25周年を迎えると知って、サフィアをはじめ、みなさんの努力が、この喜ばしく、誇らしい成果を生んだのだと思いました。

    何が正しいかを見極めること、fairnessを優先事項とすること、はもちろん重要ですが、正しいと信じることをやり続けることが、世界を変えるポテンシャルとなります。

    サフィア、次は「50周年」ですね!

    profile

    1952年長崎県年生まれ。 1976年『限りなく透明に近いブルー』で第75回芥川賞受賞。 『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。 『トパーズ』『KYOKO』は映画化され、監督も務めた。日本の金融・政治経済の問題を考えるメールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。 最新作に『オールドテロリスト』がある。 http://ryumurakami.com/

  • SHIHO

    しほ / モデル

    25周年おめでとうございます! 
    誰よりも早くフェアトレード活動を行い、エシカルファッションを推奨、社会貢献し続けているサフィアさん、ピープルツリーの皆様の高い志に、強く心を打たれます。

    初めてお会いしたときは、サフィアさんの熱い想いやはじける笑顔がとても印象的で、あっという間に魅了されました。

    これからもフェアトレードの先駆者として、たくさんの方々を笑顔にし続けてください。

    profile

    1976年滋賀県生まれ。 1994年のデビュー以来、日本のトップファッションアイコンとして、またファッション雑誌、テレビ、ラジオ、広告、出版、プロデュース業など幅広く活躍し、幅広い世代の女性から支持を受けている。 ほかのモデルにはない彼女自身の自然体、透明感、ヘルシーさを強みにヨガ本、写真集なども出版。 2016年2月末にはおうちヨガ第二弾となる『SHIHO loves YOGA ~おうちヨガ~』を出版する。 また最近ではアジア圏を中心に海外でも活躍の場を広げ、オシャレでカッコイイ大人の女性としてまた元気で美しい母として輝き続けている。

  • Jon Kabira

    ジョン・カビラ / タレント

    25周年、心よりおめでとうございます。
    ラジオ番組などでサフィアさんのインタビューをさせていただいたのがもう15年以上も前になり、光陰矢の如しです。

    四半世紀に渡り、日本で「フェアトレード」の考え方の浸透に多大なる貢献、心強く思います。
    私も広報大使を仰せつかり、微力ながら参加させて頂いたことはとても嬉しく、誇りに思っています。

    生活することは消費すること。
    消費の選択にフェアトレード。
    堅く、重く考えることなく、かの地の皆さんの歩みを少し支えることができることは素晴らしい!

    これからも素敵な選択を私たちに提供し続けてください。

    profile

    1958年沖縄県生まれ。 カリフォルニア大学バークレー校留学、国際基督教大学(ICU)卒業後、CBS SONY(現Sony Music)入社。 1988年J-WAVE開局と同時にナビゲーターに転身。 スポーツ番組MC、情報番組MCなど、テレビ、CM、雑誌、舞台など幅広く活動中。 レギュラー番組にラジオ番組『JK RADIO TOKYO UNITED』『ONEAND ONLY』(J-WAVE)、テレビ番組『サキどり』、『きかんしゃトーマスとなかまたち』(NHK )などがある。

  • Takayuki Tsujii

    辻井隆行 / パタゴニア日本支社長

    僕たちが何かを購入しようとするとき、それが「どこで、誰によって、どんな想いで作られたのか」を知ることは容易ではありません。この当たり前だと思われている現実について考えるべきことはたくさんあります。

    その一つに、製品を買う人々が便利になったり満足する一方で、遠く離れた場所で、製品作りにたずさわる誰かが不幸になったり、時には命の危険にさらされているという事実があります。

    サフィアさんが立ち向かっているのは、こうした不平等で、人間の尊厳を否定する社会の構造そのものなのだと思います。僕自身にとって、サフィアさんは多くの学びを与えてくれるロールモデルのような人です。

    僕が働いているパタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードと同じように、言うべきことを言い、やるべきことをやってみせる。深刻なテーマなのに、ユーモアも忘れない。
    言葉にすると簡単ですが、25年もの間、実践し続けるのは容易ではないはずです。
    大切なことは評論や解説ではなく、アクションだと教えてくれるサフィアさんとピープルツリーをこれからも応援し続けます。

    そして、サフィアさんが与えてくれるインスピレーションを無駄にしないよう、僕自身も微力を尽くしたいと思います。

    25周年、おめでとうございます!

    profile

    1968年東京生まれ。 会社員を経て、早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了。 1999年、パートタイムスタッフとしてパタゴニア日本支社に入社。2009年より現職。 入社後も長期休暇を取得し、グリーンランド(2003年)やパタゴニア(2007年)でシーカヤックと雪山滑降を組み合わせた旅などを行う。 2014年より、長崎県の石木ダム建設計画見直しを求める活動(ishikigawa.jp)を通じて、市民による民主主義の重要性を訴える。

  • Keiko Oogami

    大神慶子 / イラストレーター

    25周年おめでとうございます。
    これまでのPeople Treeさんとの関係を振り返ってみると、チョコレートパッケージのリニューアルのころが2008年3月なので8年間のおつきあいになります。

    私はその間、東京を離れ、高知、岡山と移り住みましたが、東京を離れた今でも、イラストレーターとして仕事ができるのは、チョコレートパッケージのおかげだといっても過言ではありません。

    そのチョコレートの話題を通して、さまざまな地域で縁がつながってます。People Treeさんにとって、“チョコレート”というのは、フェアトレードを多くの方に知ってもらう“入口”ということを聞いたことがあります。

    今後もさまざまな問題を考えるきっかけとなるようなお手伝いができれば幸いです。

    profile

    福岡県生まれ。 学生時代より絵を描き始める。 デザイン事務所勤務後、2011年よりイラストレーターとして独立。 イラストレーション、デザインを担当したピープルツリーの食品パッケージで「日本パッケージデザイン大賞2011」入選(賞候補、審査員推薦作品)。 www.keikooogami.com

  • Yoshiko Ikoma

    生駒芳子 / ファッション・ジャーナリスト

    ピープルツリー誕生、25周年、おめでとうございます! 

    この四半世紀で、地球温暖化や紛争、テロリズム、経済の乱高下など、地球の不安定な状況は増してきていますが、その一方で、地球を守れ! とばかりにエシカルな流れが強まってきています。

    そのエシカル・ストリームの先頭に立つのが、サフィア・ミニーさん率いるピープルツリーです。

    サフィアさんの熱意とマジックで、地味だったフェアトレードがモード最前線のクリエイターと結ばれて、魅惑的なお洒落フェアトレードが実現しています。

    100年後の地球には、大きなフェアトレードの花が咲いて、地球にエネルギーを注ぎ込んでいることでしょう!!!

    profile

    『VOGUE』、『ELLE』を経て、2004年より『マリークレール』の編集長を務める。 2008年10月に独立。その後ファッション雑誌の編集長経験を生かして、ラグジュアリー・ファッションからエコライフ、社会貢献、クールジャパンまで広い視野でトピックを追い、発信するファッション・ジャーナリストとして活躍。 日本エシカル推進機構委員、消費者庁の倫理的消費調査委員会委員など、エコ・エシカルに関するイベント「エシカル・ランド」「エシカル・ラボ」をはじめ、社会貢献、エコロジー、フェアトレード、伝統工芸の再開発 を含めた、21世紀的エシカル・ライフスタイルを提案している。

  • Keeda Oikawa

    及川キーダ / 画家・イラストレーター

    profile

    東京生まれ。東京芸術大学油画科卒業。 平面作品を制作・発表するかたわら、ファッションや音楽等のテーマを中心にイラストレーションを雑誌、広告、各種媒体に掲載。 国内外での作品展示、スライド・プロジェクションや、ライブペインティング、アーティストやファッションブランドなど、さまざまなジャンルのクリエーターとコラボレーションしている。

  • Tomoko Kugimiya

    釘宮智子 / カスタマーサービス

    メキシコ留学した際に、貧富の差や社会的な階層によって、住んだり、買い物したり、遊ぶエリアさえ異なるんだ、ということを目の当たりにして衝撃を受けました。
    日本にも格差はありますが、メキシコのように、物理的で圧倒的な格差を意識することがありませんでした。

    その後、アメリカでフェアトレードのお店に出会い、フェアトレードというビジネスモデルを知りました。
    寄付のように「与える側」と「与えられる側」という関係にはならないところが素晴らしい仕組みだなと思いました。

    調べると、日本で同じ活動をしている企業があり、タイミング良く入社することができました。
    入社5年目になりましたが、使っている素材も、つくる過程も、時間をかけて厳選されているんだ、ということを日々実感しています。

    たくさんの商品に触れながら、日に日にピープルツリーの商品に自信や誇りを感じます。
    もっとみなさまに商品の魅力を伝えられるように、頑張りたいです。
    ぜひお買いものをたのしんでください!

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    小学校1年生(7歳)
    小学校の入学式に着ていくワンピースが姉のおさがりだったことが不満だったような……。
    25年後 :
    57歳
    仕事をしているのか、別のことをしているのか。心穏やかに、暮せているといいですね。
  • Atsushi Minakuchi

    水口敦史 / 編集・カメラマン

    青年海外協力隊に参加し、同じ志を持つ人たちと一緒に仕事をしたいと思いました。

    25年後もピープルツリーとフェアトレードを変わらずご贔屓くださるよう、よろしくお願い申し上げます。

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    夢多く、悩み多き学生でした。
    25年後 :
    渋いジジイになっていたいです。
  • Mayuko Tsuchiya

    土屋真由子 / ディスプレイ・販促

    モノがあふれるこの時代に、
    ピープルツリーを選んでいただいたこと、
    うれしく思います。

    本当に美しいものが世にあふれますように。

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    ママもパパも高校生!
    25年後 :
    息子は30歳! 髭も生えて、もうモチモチお肌じゃないですよね……。
  • Kaori Inaba

    稲葉かほり / 店長

    いつも応援ありがとうございます。

    暮らしの中にピープルツリーを。これから50年、100年先も末永くよろしくお願いします。

    入社したのは13年前なのですが、書店でみつけたカタログに付録がついていて驚きました。今では雑誌に付録がついているのは当たり前ですが、13年前はなかったのです!

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    これから高校生になろうとしているのに、ローンを組んでバイクを買いました。若さって恐ろしいですね。
    25年後 :
    シニアのオリンピックで金メダルとか、セルフビルドの家で自給自足とか、車で旅してまわるなどの思いはありますが、ただ健康で穏やかに暮らしたいです。
  • Daisuke Hamada

    浜田大輔 / 営業

    前職でショップスタッフをしていたときにピープルツリーのことを知りました。
    貧困を生まないビジネスとして、フェアトレードをより多くの方々に広めていきたいと思って入社しました。
    まだ入社して7ヵ月ですが、このビジネスを通して世の中の役に立てるように頑張っていきたいと考えています。

    今後ともピープルツリーをよろしくお願いいたします!

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    小学1年生(7歳)
    入学式で同じクラスだった女の子に一目ぼれしたのを覚えてます。「月9ドラマ」が盛り上がっていたころで、おませな小学生でした。
    25年後 :
    57歳
    定年までには自分のお店を経営できていればいいなぁという思いもあり、自分のお店でのんびり働いているはずです……。さらにマイペースなおじさんになっていることでしょう。
  • Keiko Toku

    籐九敬子 / パタンナー

    昨年母になり、今まで以上に食べるもの、着るもの、暮らし方に敏感になりました。

    自分が選ぶひとつひとつのものの背景には、いつもつくり手がいます。

    フェアトレードを選ぶことは、貧しい地域の人びとの暮らしを守るだけでなく、児童労働から子どもたちを守る未来への投票にもつながります。

    身のまわりのものすべてをフェアトレードにすることは難しくても、毎日の食品や洋服、アクセサリーを選ぶときに、フェアトレードを選択のひとつとして取り入れていただけたらうれしいです。

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    小学校の登下校の途中の広大なイチジク畑のイチジクを頂戴し、イチジクの美味しさに目覚めた小学5年生。自然が溢れる広島の田舎町で友達とわんぱくにサッカーをしてました。
    25年後 :
    私が広島の自然の中で伸び伸びと育ったように、豊かな自然があるフィンランドに家族で移り住みたいと思っています。お店も娯楽も必要最低限しかない街ですが、本当に幸せに生きるために必要な物は、そんなに多くなくていいと思っています。
  • Safia Minney

    サフィア・ミニー / 創設者

    25年前に日本の自分のリビングでフェアトレード事業を始めて、ずいぶん長い道のりでした!

    いちばんフェアトレードを必要としている人たち(最貧困層、たいていは女性)にフェアトレードを持ち込むことに、ずっと情熱を注いできました。私は人権活動家、そして環境保護主義者として、フェアトレードビジネスこそ環境保護と同時に虐げられたコミュニティに発言力と経済力をもたらすことができると信じてきました。

    2014年、ピープルツリーはライフスタイルのブランドとして、世界で初めて製品に世界フェアトレード機関のラベルをつけ、サプライ・チェーン全体を通してフェアトレードであることを保証しました。

    これから私たちは自らが地球人として学び始めなければなりません。

    私たちは、挑発的な広告にだまされていることに気づき始めています。地元のものを買う、少ない量を買う、中古やアップサイクル品を買う、エシカルファッションブランドで買う……

    製品の向こう側にいる人びとに意識を向けることがカッコイイということを広めていきたいです。

    スタッフの「25年」

    25年前 :
    義理のお兄さんの結婚式に参加するため、ナミビアを訪れました。そこで目にしたナミビアの大変さを伝え、人々を支援するために、まずは自分が出来ることをやってみよう!と、現地の人が作った雑貨を買い込んで「ナミビア展」を開催しました。それがグローバル・ヴィレッジ誕生の瞬間です!

レオレオプリント

レオレオプリントシリーズは、ピープルツリー/グローバル・ヴィレッジの25周年を記念してつくられました。
にぎやかでかわいいライオンのイラスト。
Tシャツやステーショナリー、バッグなど、子どもから大人まで笑顔になるアイテムが揃います。