フェアトレードの学校
~多様なテーマをふり返る~
ピープルツリー自由が丘店では毎月1回、日曜日の開店前に、みなさんとともに楽しく学び語り合う場「フェアトレードの学校」を2016年6月から開催しています。
「フェアトレードってそもそも、何?」という基礎知識に加えて、毎日の生活の中のフェアトレードを衣・食・住(雑貨)に絡めて、その活動内容や背景にある社会問題などについて情報共有してきました。
2018年からは「フェアトレード」をもっと広くとらえて、さまざまな場でご活躍の方をゲストに、活動の内容についてお話いただく機会も増やしました。
楽しく充実した毎日を過ごすヒントを得たり、自分の選択が社会にどんな影響を与えるのかを考えるきっかけになったり。フェアトレードの学校は、課題を知るだけでなく、「より良い未来や社会って、どんなだろう?」を一緒に思い描いたり、その実現のためのアクションをスタートできる場でありたいと考えています。
最近よく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)が国連で採決されて、丸3年。そのずっと以前から、フェアトレードは貧困問題と環境問題をビジネスの仕組みを通じて解決しようと活動が続けられてきました。
そもそもピープルツリーの前身「グローバル・ヴィレッジ」は、人権問題や環境問題について情報発信するNGO。手書きのプリントを配布するところからスタートして、自由が丘店がオープンした21年前から、店内で勉強会やワークショップを行ってきました。「知って、考えて、行動する」は、ピープルツリーとお客さまのつながりの中でも大事な基本姿勢と言えます。
これからもフェアトレードを身近に感じていただきながら、楽しく学んでアクションできる場づくりをしていきます!
ご参考までに、直近の1年間で扱ってきたテーマやゲストの方々を簡単にご紹介します。今後のフェアトレードの学校にもご期待ください!!
※1月20日にお話しいただいた「ビッグイシュー日本版」の佐野未来さんのお話について、近々ブログでご報告いたします。
☆2018年
11月22~25日、ネパールで開催されたWFTO(世界フェアトレード連盟)のアジア地域会議に参加したグローバル・ヴィレッジ代表 胤森なお子から、会議や現地の様子をレポート。WFTOの成り立ちから、フェアトレードの現場で起きている最新の話題をシェアしました。
→WFTO について
~インドネシア・パプア州 みんなのカカオ「カカオ・キタ」の取り組み~
極楽鳥もいる広大な森に住み、狩猟採集などを行っていた先住民族の人たち。カカオ生産を通じて彼らをサポートする仕組みや取り組みについてうかがい、ココアが私たちの手元に届くまでのストーリーをココアと共に味わいました。
貧困と環境問題をビジネスの仕組みで解決しようとするフェアトレードと、有機栽培という農法の1つであるオーガニックは、ジャンルの異なる取り組みですが、目指す社会や未来の在り方は似ています。ピープルツリーのオーガニックコットンのGOTS認証(グローバル・オーガニック・テキスタイル認証)と、チョコレートの有機認証を例に、お話しました。
→ 認証について
日本サステナブル・ラベル協会代表理事の山口真奈美さんをゲストにお招きして、商品に付いたさまざまな認証ラベルについて学び、お買いものという「毎日の選択」について考えました。
→ サステナブル・ラベル協会
夏休み親子編! ゲストにフェアトレードガーデン世田谷さんをお招きして、親子が一緒に楽しくフェアトレードを学べる会。オーガニックコットを使った工作と紙芝居の感想は、夏休みの自由研究にも。
→ フェアトレードガーデン世田谷
ゲストは環境保全団体WWFジャパンの松浦麻子さん。地球上の諸問題のほとんどは、人(貧困、人権、教育…etc)と、自然環境に関わると言えます。私たち消費者が一番参加しやすい「環境保全」「持続可能な社会づくり」は、実はお買いもの、という視点でお話しいただきました。
→ WWFジャパン
紅茶通もうならせるクオリティで人気の、ピープルツリーのダージリンティー。豊かな自然の中で、40年近く 「バイオダイナミック農法」で自然と共生した紅茶づくりをしているマカイバリ茶園での取り組みと、国境紛争に揺れるインド北部の今についてお話を聞きました。
→ マカイバリジャパン
SDGs(Sustainable Development Goals)は日本語で「持続可能な開発目標」のこと。
国連が、2030年までの世界の未来を変えるための17のゴールと、169のターゲットを定めたのです。ワークショップ形式で、私たちの日常生活とどう関わりがあるのかを一緒に考えました。
~インド・スタディツアー報告~
2月末にピープルツリーの生産者団体を訪ねたモデルでエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さんと、訪問先のフェアトレード団体「サシャ」代表のルーパ・メタさんをゲストに、写真たっぷりで現地の様子をご紹介。フェアトレードの現場から持続可能なライフスタイルを考えるトークセッション。
→ 鎌田安里紗さんInstagram
基本的な情報を、わかりやすく丁寧にお伝えし、また生産者さんの声から、フェアトレードの意義や大切さを共有。お買いものを通じて誰もが世界とつながっている今こそ、みんながハッピーになれる仕組み「フェアトレード」について、一緒に語り合う場となりました。
「甘い」チョコレートの背景には児童労働や貧困、森林の減少や生物多様性の危機など 「甘くない」現実が。20年以上、フェアトレードチョコの販売実績を持つピープルツリーのチョコ担当が、出張の様子などをご紹介。 大人気の新フレーバー「抹茶」の企画エピソードも!
☆2017年
NPO法人bond place 代表の小笠原祐司さんをゲストに迎え「問題を再定義しなおす」「依存から自律を応援する」をテーマに、質疑応答を中心にワークショップ形式で、気になっている問題のあぶり出しや、解決に向けた一歩を楽しく探りました。
→ bond placeの取り組みが紹介されたメディア
「フェアトレードってそもそも、何?」という基礎知識に加えて、毎日の生活の中のフェアトレードを衣・食・住(雑貨)に絡めて、その活動内容や背景にある社会問題などについて情報共有してきました。
2018年からは「フェアトレード」をもっと広くとらえて、さまざまな場でご活躍の方をゲストに、活動の内容についてお話いただく機会も増やしました。
楽しく充実した毎日を過ごすヒントを得たり、自分の選択が社会にどんな影響を与えるのかを考えるきっかけになったり。フェアトレードの学校は、課題を知るだけでなく、「より良い未来や社会って、どんなだろう?」を一緒に思い描いたり、その実現のためのアクションをスタートできる場でありたいと考えています。
最近よく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)が国連で採決されて、丸3年。そのずっと以前から、フェアトレードは貧困問題と環境問題をビジネスの仕組みを通じて解決しようと活動が続けられてきました。
そもそもピープルツリーの前身「グローバル・ヴィレッジ」は、人権問題や環境問題について情報発信するNGO。手書きのプリントを配布するところからスタートして、自由が丘店がオープンした21年前から、店内で勉強会やワークショップを行ってきました。「知って、考えて、行動する」は、ピープルツリーとお客さまのつながりの中でも大事な基本姿勢と言えます。
これからもフェアトレードを身近に感じていただきながら、楽しく学んでアクションできる場づくりをしていきます!
ご参考までに、直近の1年間で扱ってきたテーマやゲストの方々を簡単にご紹介します。今後のフェアトレードの学校にもご期待ください!!
※1月20日にお話しいただいた「ビッグイシュー日本版」の佐野未来さんのお話について、近々ブログでご報告いたします。
☆2018年
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- 12月 WFTOとフェアトレード最新レポート
11月22~25日、ネパールで開催されたWFTO(世界フェアトレード連盟)のアジア地域会議に参加したグローバル・ヴィレッジ代表 胤森なお子から、会議や現地の様子をレポート。WFTOの成り立ちから、フェアトレードの現場で起きている最新の話題をシェアしました。
→WFTO について
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- 11月 【食】を通じて遠い国を身近に感じる
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~インドネシア・パプア州 みんなのカカオ「カカオ・キタ」の取り組み~
極楽鳥もいる広大な森に住み、狩猟採集などを行っていた先住民族の人たち。カカオ生産を通じて彼らをサポートする仕組みや取り組みについてうかがい、ココアが私たちの手元に届くまでのストーリーをココアと共に味わいました。
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- 10月 フェアトレードとオーガニック
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貧困と環境問題をビジネスの仕組みで解決しようとするフェアトレードと、有機栽培という農法の1つであるオーガニックは、ジャンルの異なる取り組みですが、目指す社会や未来の在り方は似ています。ピープルツリーのオーガニックコットンのGOTS認証(グローバル・オーガニック・テキスタイル認証)と、チョコレートの有機認証を例に、お話しました。
→ 認証について
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- 9月 認証ラベルを知る ~サステナブル&エシカルなラベルたち~
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日本サステナブル・ラベル協会代表理事の山口真奈美さんをゲストにお招きして、商品に付いたさまざまな認証ラベルについて学び、お買いものという「毎日の選択」について考えました。
→ サステナブル・ラベル協会
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- 8月 親子で学べるフェアトレード ~紙芝居&工作のワークショップ~
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夏休み親子編! ゲストにフェアトレードガーデン世田谷さんをお招きして、親子が一緒に楽しくフェアトレードを学べる会。オーガニックコットを使った工作と紙芝居の感想は、夏休みの自由研究にも。
→ フェアトレードガーデン世田谷
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- 7月 フェアトレードで環境にもいいお買いもの
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ゲストは環境保全団体WWFジャパンの松浦麻子さん。地球上の諸問題のほとんどは、人(貧困、人権、教育…etc)と、自然環境に関わると言えます。私たち消費者が一番参加しやすい「環境保全」「持続可能な社会づくり」は、実はお買いもの、という視点でお話しいただきました。
→ WWFジャパン
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- 6月 食を通じて遠い国を身近に感じる ~インド・マカイバリ茶園~
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紅茶通もうならせるクオリティで人気の、ピープルツリーのダージリンティー。豊かな自然の中で、40年近く 「バイオダイナミック農法」で自然と共生した紅茶づくりをしているマカイバリ茶園での取り組みと、国境紛争に揺れるインド北部の今についてお話を聞きました。
→ マカイバリジャパン
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5月 SDGsとフェアトレード
フェアトレードはSDGsの少なくとも8つのゴール達成に貢献します
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5月 SDGsとフェアトレード
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SDGs(Sustainable Development Goals)は日本語で「持続可能な開発目標」のこと。
国連が、2030年までの世界の未来を変えるための17のゴールと、169のターゲットを定めたのです。ワークショップ形式で、私たちの日常生活とどう関わりがあるのかを一緒に考えました。
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- 4月 ファッションレボリューション・デー
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~インド・スタディツアー報告~
2月末にピープルツリーの生産者団体を訪ねたモデルでエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さんと、訪問先のフェアトレード団体「サシャ」代表のルーパ・メタさんをゲストに、写真たっぷりで現地の様子をご紹介。フェアトレードの現場から持続可能なライフスタイルを考えるトークセッション。
→ 鎌田安里紗さんInstagram
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- 3月 【入門編】フェアトレードって何?
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基本的な情報を、わかりやすく丁寧にお伝えし、また生産者さんの声から、フェアトレードの意義や大切さを共有。お買いものを通じて誰もが世界とつながっている今こそ、みんながハッピーになれる仕組み「フェアトレード」について、一緒に語り合う場となりました。
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- 2月 バレンタイン直前! フェアトレードチョコで出来ること
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「甘い」チョコレートの背景には児童労働や貧困、森林の減少や生物多様性の危機など 「甘くない」現実が。20年以上、フェアトレードチョコの販売実績を持つピープルツリーのチョコ担当が、出張の様子などをご紹介。 大人気の新フレーバー「抹茶」の企画エピソードも!
☆2017年
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- 12月 「フェアトレードな働き方~働き方の多様性」
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NPO法人bond place 代表の小笠原祐司さんをゲストに迎え「問題を再定義しなおす」「依存から自律を応援する」をテーマに、質疑応答を中心にワークショップ形式で、気になっている問題のあぶり出しや、解決に向けた一歩を楽しく探りました。
→ bond placeの取り組みが紹介されたメディア