コンテンツへスキップ

記事: 縫製工場で働くバングラデシュの女性たちにも笑顔を!
オンライン寄付サイトGive One でキャンペーン実施中

campaign

縫製工場で働くバングラデシュの女性たちにも笑顔を!
オンライン寄付サイトGive One でキャンペーン実施中

ピープルツリーの母体NGO「グローバル・ヴィレッジ」は、ただいまバングラデシュの女性たちを応援する寄付キャンペーンを実施中です。

「ラナ・プラザ」の悲劇を繰り返さないために

2013年4月、世界中で大きく報道されたバングラデシュの「ラナ・プラザ」ビル崩落事故。縫製工場で働いていた1,132名が死亡、2,500名以上が負傷した事故は、毎年数10件も報告されている工場火災や労働災害の一例でしかありません。
ラナ・プラザをきっかけに工場の建物の安全基準や労働法の改善が進んでいますが、その成果はまだ全体の3割に満たない大手工場のみにとどまっています。支援が行き届かない背景には、労働者の立場が弱く当事者の声が伝わらないこと、衣料品を購入する欧米や日本の企業や消費者には生産現場の実態が見えにくく、支援の機運が盛り上がらないことが挙げられます。

キャンペーンで目指すこと

バングラデシュ衣料産業労働者連盟(NGWF)は1984年に設立された同国最大の労働組合連合で、組合への加入促進や、雇用主や政府への働きかけを通じ、衣料品産業で働く労働者の待遇改善を実現しています。
グローバル・ヴィレッジはNGWFの活動を支えるために、20年に渡って事務局の運営費などを助成してきました。この寄付キャンペーンによって、引き続きNGWFを支援するための資金を得ると共に、NGWFの活動や現地の情報を、日本の消費者に広く伝え支援を呼び掛けることを目指しています。

不当に低い賃金を改善するよう求めるハンガーストライキ(2018年10月)

NGWFはこれまでに、雇用契約書をきちんと作ること、週1日の休日、休日手当の支給といった基本的な権利を勝ち取り、事故の犠牲者への補償の交渉も行っています。今回のキャンペーンで50万円の寄付が集まれば、NGWF事務局の一人分の年間人件費をまかない、その活動について日本で広報することができます。

職場の安全講習を受ける工場労働者たち(2019年12月)。この講習はグローバル・ヴィレッジの寄付により実現しました

 

寄付キャンペーン期間

2019年12月3日(月)~2020年1月16日(木)

 

キャンペーンにご参加いただくには

Give Oneのウェブサイトのプロジェクトページで、寄付金額を入力し、クレジットカードや銀行振込などでお支払いください。
グローバル・ヴィレッジに直接ご寄付いただく場合は、こちらをご参照ください。(直接ご寄付の場合、下記のキャンペーン対象となりません)

 

キャンペーンのメリット

  • 寄付額が1.5倍に!


アズビル株式会社様の社会貢献団体「みつばち倶楽部」のご厚意により、期間中に集まった寄付金額の半額を同団体から上乗せしご寄付いただきます。

  • 寄付金控除が受けられます!


Give Oneを通じて寄付いただくと、寄付金控除等の税制優遇の対象となります。
(グローバル・ヴィレッジは任意団体のため、直接ご寄付いただく場合は寄付控除の対象となりません)

 

NGWF代表 アミルル・ハク・アミンさんからのメッセージ

今年の7月にNGWFは創立35周年を迎え、記念式典で「バングラデシュの衣料品産業を女性にやさしい産業に変えよう!」とのメッセージを発信しました。
生活賃金の確保や労働組合結成の自由、安全な労働環境を求める運動をさらに広げていきます。ぜひ、日本の皆さんからも力を貸してください。

2015年3月に来日したNGWF代表のアミンさん

-------------

日本の私たちが買い求めている衣料品の裏に、週に一日の休みもなく奴隷のように働かされる女性たちがいます。女性たちが笑顔で働くことができるよう、力を貸してください。笑顔で働く人がつくる服はきっと、着る人にも笑顔をもたらします。

 

グローバル・ヴィレッジについて

グローバル・ヴィレッジは、イベントやキャンペーンを通じて貿易や消費社会の問題点を伝え、途上国の立場の弱い人々の自立を支援 するフェアトレードの普及・促進を行うと共に、生産国の教育・環境プロジェクトの支援を通じて生産者をサポートしています。

こういった活動を安定して継続的に行うため、会員となって活動を支えてくださる方を募集しています。詳しくは、こちら