オーガニックを“特別なもの”から、 “あたりまえ”にしていこう!
イギリスでは9月に「オーガニック・セプテンバー」という農家や小売業者が参加する「オーガニックなものすべてを祝うお祭り」があります。
これは、ピープル・ツリーも認証を得ているイギリスの代表的なオーガニック認証機関「ソイル・アソシエーション」による1ヵ月にわたるイベントです。毎日の暮らしの中にオーガニック製品を取り入れることを勧めて、オーガニックを“特別なもの”から、 “あたりまえ”にしていくことを目指しています。
ピープル・ツリーでもこの「オーガニック・セプテンバー」にちなんで、期間限定でオーガニックコットン・アイテムの一部を最大50%OFFでお買い物いただるようご用意しました!
ぜひこの機会に、普段使いのアイテムをオーガニックにしませんか?
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「オーガニック・セプテンバー」を記念して、9月12日にイギリスで行われたピープル・ツリー UKのイベント「Fashioning the Future」について、ご報告します。
ソイル・アソシエーションのピーター・メルチェット卿とニールズヤードとトリル・ファームの創立者、ロミー・フレイザー氏をお招きして、「すべてがオーガニックであることがどれほど大切か」を伝えるパネルディスカッションが行われました。
ロミー・フレイザー氏は、オーガニックライフを始めた経緯や、ニールズヤードとトリル・ファームの設立に至った情熱について語ってくれました。
最初に話してくれたのは、野山を探検し自然の中で遊び、おやつの時間にうちに戻ってくるという、自身の子ども時代の思い出から、子ども時代の環境や育ち方がどのように将来に影響を与えるのかについて。
彼女の場合、もともと持っていた好奇心や自由な探検心から、植物や自然に強い関心を持つこととなり、健康やビジネスという分野で自然治癒やホリスティックな自然のアプローチの重要性を広めることになりました。
また、オーガニック事業のパイオニアとして若い世代に対して、オーガニック製品の供給体制をいかにして築き上げてきたか、オーガニック農法にどんな課題やチャンスがあるかを話してくれました。
ピーター・メルチェット卿は、ソイル・アソシエーションの新しいレポート、『オーガニック・コットンは世界の人を養う』について報告されました。これはオーガニック農業や、オーガニック農業が世界の農家に及ぼすプラスの影響についてまとめられたものです。レポートの焦点はインドの綿花農家の窮状であり、1995年来、27万人ものインドの綿花農家が自殺しているという驚くべき数字でした。
しかしレポートによれば、一方でオーガニック・コットン農家では、食糧の安全確保が高まっており、綿花だけでなく平均6つの農作物を栽培しているそうです。だからこそ、「オーガニックは“特別なもの”でなく、あたり前にならなければいけない」と強く訴えかけます。
ピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーは、将来バングラデシュでオーガニックコットンの手織り生地をつくる計画について話しました。
オーガニックコットン農家とフェアトレードの生産者団体の間で協力関係をつくろうとしている働きかけについて紹介しました。
フェアトレードの会社が直面する課題も共有しました。
ピーター・メルチェット卿のアドバイス「オーガニックは“特別なもの”でなく、あたり前にならなければいけない」というメッセージは、その夜ずっとこだまのように響きました。その後、ジュリアン・バードックのギターが続き、会場はさらに賑わいを見せました。
このイベントを通じて、似たような考えを持ったさまざまな人たち――メディア、ブロガー、一般の方々――が出会うきっかけとなりました。オーガニック製品の恩恵について意識を高め、みんながお買いものを通じてできる社会貢献に協力・応援する、透明なサプライチェーンができ上がったのではないかと思います。
これは、ピープル・ツリーも認証を得ているイギリスの代表的なオーガニック認証機関「ソイル・アソシエーション」による1ヵ月にわたるイベントです。毎日の暮らしの中にオーガニック製品を取り入れることを勧めて、オーガニックを“特別なもの”から、 “あたりまえ”にしていくことを目指しています。
ピープル・ツリーでもこの「オーガニック・セプテンバー」にちなんで、期間限定でオーガニックコットン・アイテムの一部を最大50%OFFでお買い物いただるようご用意しました!
→ オーガニック・セプテンバー・キャンペーン
期間:2014年9月24日(水)~9月30日(火)23:59
ぜひこの機会に、普段使いのアイテムをオーガニックにしませんか?
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「オーガニック・セプテンバー」を記念して、9月12日にイギリスで行われたピープル・ツリー UKのイベント「Fashioning the Future」について、ご報告します。
ソイル・アソシエーションのピーター・メルチェット卿とニールズヤードとトリル・ファームの創立者、ロミー・フレイザー氏をお招きして、「すべてがオーガニックであることがどれほど大切か」を伝えるパネルディスカッションが行われました。
ロミー・フレイザー氏は、オーガニックライフを始めた経緯や、ニールズヤードとトリル・ファームの設立に至った情熱について語ってくれました。
最初に話してくれたのは、野山を探検し自然の中で遊び、おやつの時間にうちに戻ってくるという、自身の子ども時代の思い出から、子ども時代の環境や育ち方がどのように将来に影響を与えるのかについて。
彼女の場合、もともと持っていた好奇心や自由な探検心から、植物や自然に強い関心を持つこととなり、健康やビジネスという分野で自然治癒やホリスティックな自然のアプローチの重要性を広めることになりました。
また、オーガニック事業のパイオニアとして若い世代に対して、オーガニック製品の供給体制をいかにして築き上げてきたか、オーガニック農法にどんな課題やチャンスがあるかを話してくれました。
ピーター・メルチェット卿は、ソイル・アソシエーションの新しいレポート、『オーガニック・コットンは世界の人を養う』について報告されました。これはオーガニック農業や、オーガニック農業が世界の農家に及ぼすプラスの影響についてまとめられたものです。レポートの焦点はインドの綿花農家の窮状であり、1995年来、27万人ものインドの綿花農家が自殺しているという驚くべき数字でした。
しかしレポートによれば、一方でオーガニック・コットン農家では、食糧の安全確保が高まっており、綿花だけでなく平均6つの農作物を栽培しているそうです。だからこそ、「オーガニックは“特別なもの”でなく、あたり前にならなければいけない」と強く訴えかけます。
ピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーは、将来バングラデシュでオーガニックコットンの手織り生地をつくる計画について話しました。
オーガニックコットン農家とフェアトレードの生産者団体の間で協力関係をつくろうとしている働きかけについて紹介しました。
フェアトレードの会社が直面する課題も共有しました。
ピーター・メルチェット卿のアドバイス「オーガニックは“特別なもの”でなく、あたり前にならなければいけない」というメッセージは、その夜ずっとこだまのように響きました。その後、ジュリアン・バードックのギターが続き、会場はさらに賑わいを見せました。
このイベントを通じて、似たような考えを持ったさまざまな人たち――メディア、ブロガー、一般の方々――が出会うきっかけとなりました。オーガニック製品の恩恵について意識を高め、みんながお買いものを通じてできる社会貢献に協力・応援する、透明なサプライチェーンができ上がったのではないかと思います。