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プラスチックフリー・ジュライ2025
小さなアクションから始めよう
プラスチックフリー・ジュライ2025
小さなアクションから始めよう
PRのスズキです。
7月は、「プラスチックフリー・ジュライ」という世界的なキャンペーン月間。オーストラリアで2011年から始まり、使い捨てプラスチックを減らそう!と呼び掛けています。
マーケティングリサーチ会社Ipsosによる2024年30か国23,000人に実施したアンケートによると、世界の消費者の約29%が「プラスチックフリー・ジュライ」を知っていて、そのうちの57%が活動に参加しているという調査結果に。
2018年の調査では39%の参加、実際に行動に移す人たちが増えている様子がうかがえます。調査時点の2024年には全世界で1億7400万人が参加し、3億9千kgのプラごみを削減する、地球上で最大のプラスチックごみ回避活動となっています。
https://www.plasticfreejuly.org/about-us/#impact/impact-2024/(※出典参考:英文公式サイトより)
軽くて、丈夫で安価なプラスチックは、私たちの身の回りにあふれかえっています。それらすべてを排除することは難しくても、まずは気軽にトライできるところからアクションを始めてみませんか?
出先で、不要な使い捨てプラスチックを手にしなくて済むように、マイバッグやマイボトル、マイカトラリーを持ち歩いている人も多くいらっしゃると思います。
今回はおうちで楽しく使える便利なアイテムをご紹介します。
干し活に大活躍!
今年は早い梅雨明けが予想されるそう。暑い夏は苦手ですが、太陽の力を借りた「干し野菜」が短時間でできるのが嬉しい季節!
私のおすすめはキノコ類で、ビタミンDがつくられるのはもちろん、干すと歯ごたえ抜群でおいしさ倍増に。以前は、使いきれなかったエノキが冷蔵庫の中でにょーんと伸びて、不味くしてしまいましたが、今は買ったらまず干しています。
干した野菜は、スープに入れたり、雑炊に入れたり、お味噌汁に入れたり。お湯を沸かす時に一緒に茹でてしまうので、戻す手間もかけないズボラ調理ですが、手軽においしくいただけます。
プラスチックは紫外線を浴び続けると劣化が早く、粉を吹いたようになってしまいます。(この粉こそマイクロプラスチック!) 竹製のザルを使えば、マイクロプラスチックが風に乗って飛んでいくのも、干した食品にくっついて体内に取り込んでしまうことも避けられますね。
竹製のザルはほかにも。ハンドルつきザルは、お料理研究家の方にも雑誌で「愛用の品」と紹介されたほど、大好評をいただいてます。
無粋(?)なものを隠すのにいい
左)カイザ草のふたつきナチュラルラウンドバスケット ¥2,750(税込)
右)カイザ草のふたつきナチュラルバスケット ¥3,520(税込)
中身が見える透明ボックスのほうが便利なようですが、中身は常に見えなくてもいいよね……?と思うようになってからは、容器そのものがカワイイ「見せる収納」にすることに。
充電器やコードなど、必需品だけれど武骨で存在感のあるものを隠すのに重宝しています。
そのほか、家電の付属物など、いつか使うかもしれないけれど普段は使わないものを、とりあえずまとめて入れておいたり。探す場所をこのバスケットに限定しておけるので、探し物の手間も時間も省けます。
このほか、リサイクルサリーやジュート、ホグラといった天然素材を使った収納ボックスなど、いろいろあります。
こまごましたものをなくさないように
チェストの上にポンポンポンと置いておけば、腕時計やアクセサリーなどが散らからず、見た目にもカワイイ。玄関付近の棚の上なら鍵を、デスクの上なら付箋やクリップなど。
色違いで5つもあるので、場所に合わせていろいろ使えるのがおすすめです!
小さな変化を楽しみながら
「プラスチックを使ってはいけない」だと苦しくなってしまうかもしれませんが、ゲーム感覚で、これで代用できるな、こんな工夫もできるな、と楽しんでみては。
大きな社会課題を前にすると、つい大きなこと(すぐに解決をもたらすような)をしなくては意味がないのではないかと思いがちですが、プラスチックフリー・ジュライの公式サイトでも「小さな変化」をもたらす行動の継続が大切だと繰り返し訴えています。
公式サイトにはさまざまなバックボーンを持つ参加者の実践ストーリーや、1か月チャレンジを応援するためのアイデアがいっぱいです。英語ですが、翻訳アプリなどを活用してぜひご覧くださいね。
自分がアクションするだけでなく、SNSなどで情報発信することで、刺激をもらって行動につなげてくれる仲間が見つかるかも。普及活動もまた、大事なアクションのひとつです。
「プラスチックフリー・ジュライ」をきっかけに新しい習慣をスタ
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