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記事: 「オーガニック・セプテンバー」
9月は、オーガニックを“食べる、飲む、使う、選ぶ”月間に

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「オーガニック・セプテンバー」
9月は、オーガニックを“食べる、飲む、使う、選ぶ”月間に

イギリスでは「オーガニック・セプテンバー」といって
9月に農家や小売業者が中心となり
食品、飲料、コスメ、ヘルスケア、衣料品などあらゆるジャンルで
「オーガニックなもの」の良さを知ってもらうためのキャンペーンがあります。

 

毎日の暮らしの中にオーガニック製品を取り入れることを勧めたり、
イベントを開催したりして、「小さな変化を大きなムーヴメントに!」することを
目指します。
オーガニック関連のイベントとしてはヨーロッパ最大級。
※ 詳しくは、ソイルアソシエーションの公式サイトにて(英語のみ)

 

そもそも何故、オーガニックであることが大事なのでしょうか?

 

オーガニックにする5つの理由




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  • 身のまわりにある化学物質を減らす
    オーガニックでない農業では日常的に320種類以上の農薬を使用している可能性があり、残留農薬の懸念があります。

  • あなたが食べているものが、どう生産されたのかが分かる
    オーガニック食品は信頼できる食品です。日本では、有機食品のJAS規格に適合した生産が行われているかどうかを登録認定機関が検査し、認定を受けた事業者のみが「有機JASマーク」を使用できます。

  • 異常気象など、地球温暖化を食い止める手助けになる
    もしイギリス全土で有機農業が通常の農法になれば、少なくともイギリスの農業における二酸化炭素排出量は23%相殺できます。

  • 年々減少している野生生物の保護につながる
    通常の農場と比べてオーガニックの農場では、植物類、昆虫類、鳥類50%以上も数が多く、その種類も30%以上多いといわれています。

  • 動物保護に関する高い基準が守られている
    オーガニックな動物は放し飼いです。つまり健康的で幸せな動物であり、集約的家畜農業では当たり前となっている抗生物質を日常的に使用することはありません。


 

オーガニックであることは、それを食べたり使用したりする人間の健康だけでなく、
つくる人や環境、そこに棲む生物の健康にも恩恵があるということですね。

 

毎日の生活に「小さな変化」を


「1つの小さな変化」を起こすことは、いろいろな場面で可能です。
できることからスタートして、続けることが、「大きな変化」につながっていきます。


  • オーガニック・ビューティー
    現在、オーガニックの化粧品についての正式な法律は存在しないので、オーガニックの認証があるものを目安に探してください。それぞれの認証団体が、独自の基準を設けてチェックしています。体につけるものは、中に入れるものと同じくらい大事です。

  • オーガニックの食材を料理する
    できるだけ、オーガニックの材料を取り入れて料理をしてみましょう。近所に有機野菜を取り扱うお店がなければ、宅配システムを利用するのが便利です。力強い食材は、シンプルな調理法でもおいしくいただけるもの。昔ながらの製法でつくられた添加物の少ない調味料にこだわるだけでも、日々の食事は格段に豊かになります。

  • オーガニック・ミート
    オーガニックな家畜は、飼育されている動物の中で最高の保護基準を満たしています。GM(遺伝子組み換え食品)が含まれていない飼料を食べ、農薬を厳しく規制しているオーガニックの牧場で放牧されています。産地や育て方が分かるものや、「抗生物質不使用」などの表示があるものを選びましょう。

  • オーガニックコットン
    コットンをオーガニックで育てることは、農家の人々の健康と経済的自立を守るためにもとても重要です。ファッションを、肌ざわりの良さやおしゃれをする高揚感だけでなく、つくり手の健康や環境へのやさしさから選ぶことが、本当の「気持ちよさ」につながっていきます。



20150901_02「オーガニックなもの」を選ぶお買いものをすることは、
持続可能な、豊かな未来のために投票することと同じです。
ぜひ、気軽にできる小さなことからスタートしてみてください!