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記事: ファッションレボリューションウィーク2022
フェアトレードファッションという選択肢 ~タナパラ・スワローズ~

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ファッションレボリューションウィーク2022
フェアトレードファッションという選択肢 ~タナパラ・スワローズ~

4月24日(日)は、ファッションレボリューションウィークの最終日。
9年前にバングラデシュの首都・ダッカ近郊で8階建てビル「ラナ・プラザ」が崩壊し、縫製工場で働いていた1,100人以上が犠牲となった日。そしてこの事故をきっかけとして、1年後にファッション産業の透明性を高めるキャンペーンが始まった日でもあります。

ピープルツリーではこの日、ファッションが人や地球に与えてきた影響と、フェアトレードファッションという選択肢について考えるオンラインイベントを実施します。

フェアトレードは、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とする経済の対局にあります。
生態系を壊さない自然素材や、手仕事や伝統技術を活かしたものづくりを大切にし、つくり手とは単に商品の取引にとどまらず、共に課題に取り組み地域の発展を目指す長いパートナーシップを築きます。

バングラデシュの「タナパラ・スワローズ」は、ピープルツリーと20年以上に渡りパートナーシップを続けている生産者パートナー。
小さな農村で、手織りの生地をつかった製品づくりを通じて女性達の収入の機会をつくりながら、子ども達の教育や貧困家庭の支援などさまざまな社会活動を行っています。

バングラデシュ北西部を流れるガンジス川のほど近くに位置する美しいタナパラ村は、1971年の独立戦争時に戦場となり、民兵として戦った多くの男性が虐殺されました。貧困と絶望の中にある家族を救うため「タナパラ・スワローズ」は誕生しました。

 width= タナパラ村のはずれを流れる美しいガンジス川の支流

 width= ゆったりした時間が流れる村の暮らし
 

現在代表を務めるライハン・アリさんは、当時子どもだったため難を逃れ、組織の活動と共に歩んで来ました。24日のイベントではオンラインでタナパラ村とつなぎ、ライハンさんからタナパラ・スワローズの歩みとさまざまな社会活動、ピープルツリーとのパートナーシップについてお話いただきます。












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タナパラ・スワローズの敷地内で運営されている小学校
村の貧しい家庭の子ども達が無料で通うことができる


 

また、2005年からタナパラ・スワローズで働き、現在生産部門を統括するサントゥ・ハクさんに、生産現場の様子を紹介してもらいます。 width= 生地を織るための糸の準備
 width= 通常は男性の仕事とされるはた織りを女性たちが担う
 width= バングラデシュの伝統技術でもある手刺繍

2020年6月、コロナ禍で生産活動に影響を受けた生産者パートナーにピープルツリーの母体NGOグローバル・ヴィレッジから支援金を送り、タナパラ・スワローズでは感染対策の一環として工房で着用するユニフォームを作成しました。 width= タナパラ・スワローズにて
右から二人目がライハンさん、
左から二人目がサントゥさん
 

ピープルツリーからは社長で共同創設者のジェームズ・ミニーと、母体NGOグローバル・ヴィレッジ代表の胤森なお子が登壇します。

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