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記事: ピープル・ツリー、リオデジャネイロへ: WFTO(世界フェアトレード機関)の総会に参加

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ピープル・ツリー、リオデジャネイロへ: WFTO(世界フェアトレード機関)の総会に参加

ピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジ代表のサフィア・ミニーは、WFTOが主催する年次総会「グローバル・フェアトレード・ウィーク」に参加するため、ブラジルのリオデジャネイロに旅立ちました。



この総会では、フェアトレードを広め、また、商品のサプライチェーン全般にわたってフェアトレードを保証する新しい仕組みを制定するために、WFTOのメンバー団体が世界中から集まります。



今回の総会で注目を集めるのは、「フェアトレード・ファッションショー」。
ピープル・ツリーがプロデュースを任されています。
インド、ケニア、ボリビアなど世界中の生産者団体が持つ、手仕事の伝統技術を表現するショーになる予定です。



オープニングセレモニーでは、リオデジャネイロの市長であるエドゥアルド・パエス氏が、同市を「世界のフェアトレード都市」として認めるための法令に署名する予定です。
市長は、ミレニアム開発目標(MDGs)の「Beyond 2015」の声明文にも署名し、この国際的なキャンペーンの宣言をしめくくります。
この声明文は、昨年世界中の市長によって署名され、今年の9月にニューヨークで開催される国連のミレニアム開発目標の会議に提出される予定です。
この働きかけの最終的な目標は、フェアトレードをミレニアム開発目標の一部に組み込むことです。



WFTO(世界フェアトレード機関)とは
WFTOは、途上国の立場の弱い人びとの自立と生活環境の改善を目指して活動する世界中のフェアトレード組織が1989年に結成した国際的なネットワークです。欧米や日本の輸入団体と、途上国の生産者団体合わせて、75カ国450以上の団体が加盟し、情報を共有しながら公正な貿易の普及に取り組んでいます。

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