グローバル・フェアトレード・ウィーク：　Day 1

こんにちは。サフィアです。



私は今、WFTO（世界フェアトレード機関）の総会「グローバル・フェアトレード・ウィーク」に参加するため、ブラジルのリオデジャネイロに来ています。世界中のフェアトレード団体がリオに集まり、フェアトレード認証の新しい仕組みを制定するために話し合いがもたれています。



WFTOの名誉会員、キャロル・ウィルス氏



WFTOの名誉会員で、フェアトレード界のリーダー的存在でもあるキャロル・ウィルス氏が、総会の開会スピーチの中でタイムリーな質問を投げかけていました。「普通の暮らしを送る人びとが自分には社会に変化を起こす力がない、と感じ、民主的なプロセスでさえほとんど機能しないこの世界で、人びとへ希望の光をもたらすことができるのは、フェアトレードではないでしょうか？」



ウィルス氏は、フェアトレードこそが「解決のきっかけ」となり、「ひとりひとりが持つ権利を実現し、個々の可能性を全うし、貧困のない暮らしを送ることができる、健全で、公平で、サステナブルな世界の創造」に有効なのだと訴えました。また、WFTOが新たに制定しようとしているフェアトレード商品認証の仕組み（規模が大きな団体の商品に限らず、小規模な生産者が手がける雑貨や衣料品も認証する制度）の重要性についても触れました。



国際的なフェアトレード・ファッションショー in リオ



本日、国際的なフェアトレード・ムーブメント、ブラジルの社会運動や連帯経済のメンバーなど400名のゲストを迎えて、ピープル・ツリーがプロデュースするフェアトレード・ファッションショーが開催されます。
このショーでは、5大陸から届くフェアトレード・ファッションにフィーチャーしながら、1万人以上の職人から生み出される手仕事を表現します。



ファッションショーの舞台裏






現地に入ってはじめてモデルさんたちにお会いしました。すてきな女性10名+男性4名です。衣装のフィッティングをしながら誰に何を着てもらうかを決めるのに8時間かかりましたが、みなさんにすてきなショーをお届けする準備ができました！



グローバル・フェアトレード・ウィークの投稿は、今週まだ続きます！