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記事: 大人の手でつくられたアクセサリー

ファッション

大人の手でつくられたアクセサリー

インドのアクセサリーをつくる現場には、
未だに児童労働の現実があります。



日本で暮らしている私たちの日常の中では、
どうしても、ものの先に子どもが働いている可能性を想像をすることは難しいです。



そんな不都合な現実を少しずつでも変えようとしているのが、
ピープルツリーのアクセサリーをつくるインドやケニアの大人たちです。
彼らは、自分の子どもや近隣に住む子どもたちが
健やかに育つことを心から願ってアクセサリーをつくっています。



みなさんもご存じかもしれませんが、児童労働というのは、
大人のように働く5~14歳までの子どもたちと、
売春・ポルノ、麻薬の製造・密売などの
過酷な環境を強いられる17歳以下の子どもたちのことを指していて、
2013年に発表された、ILO(国際労働機関)の推計によると、
未だにその数は多く1億6800万人にも上ります。※ 2010年時点



アクセサリーをつくっているインドにあるタラ・プロジェクトは、
まず親がきちんと生活できる収入を得られるように、
フェアトレードでアクセサリーなどをつくる傍ら、
この児童労働をなくすための活動をしています。
そしてどうしても働かざるを得ない子どもたちの労働時間を減らし、
数時間だけでも読み書きを学ぶ時間と場所を提供するプロジェクトも
運営しています。



ケニアにあるボンボルル・ワークショップも、
学校を運営したり、自分たちと同じポリオなどの障がいを持つ子どもたちに、
自らの手でつくった車椅子を贈るプロジェクトなどにも参画しています。



そんなあたたかくてやさしい手から生まれたアクセサリーをご紹介します。



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シンプルなスタイルに変化つけてくれるのは、カラフルなアクセサリー。
ガラスや真鍮もひとつひとつ手作りなので、
じっと見ているとひとつずつ表情が微妙に異なり、
自分の手にしたものに少しずつ愛着が深まるように思えます。



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白は、夏に身につけたくなる色のひとつ。
先日仕事で訪れた鎌倉では、なんとピープルツリーの白いアクセサリーを身につけた方お二人と遭遇しました。
やはり、夏は白のTシャツ×白のアクセサリーが上品で涼やかで、私は好きです。



アクセサリーを身につけることで 、あたたかな気持ちを知り、
自分が想像しなかった世界とつながることは、
きっと身につける楽しみのひとつになると思います。



天然石や、真鍮や手作りのガラスをのもの、
シンプルにつけたり、重ねづけしてみたり。
あなたらしく夏を彩るひとつを探してみては?



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