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記事: フェアトレードアイテムを選ぶ理由
- 貧困について ‐

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フェアトレードアイテムを選ぶ理由
- 貧困について ‐

10月17日は、国連が定めた「貧困撲滅のための国際デー」です。
日本国内でも格差によって拡がりをみせる貧困。
世界で見ると7億200万人が貧困にあえでいると言われています。(世界銀行の2015年統計による)

あまりに大きな数字に、身近に感じることはとても難しいですが、
『世界がもし100人の村だったら』という話のなかで、こんな風に表現されています。

世界がもし100人の村だったら
100人のうち
15人が肥満で
20人が栄養不足で
1人が餓死状態なのです。

世界がもし100人の村だったら
100人で地球上の全ての富を割り当てると
6人が59%の富を握っていて
その殆どがアメリカ合衆国の人です。
そして、74人が39%の富を握り
残りの20人が、わずか2%の富を分けあっています。

世界がもし100人の村だったら
100人のうち地球上のエネルギーを
20人で80%のエネルギーを使用し
80人が残りの20%のエネルギーを分けあっています。

世界がもし100人の村だったら
100人のうち
75人は食べ物の蓄えがあり、生活できる家を持っています。
25人は食べ物にもあり付けず、住居をもちません。
17人は、キレイな水を飲む事すらできません。

(『世界がもし100人の村だったら』より引用)


100人の村で考えてみたら、私の身近にも貧困があること気づき、
心が痛むと同時に、正直なところ自分の未来をも、案じてしまいます。

​遠く離れた知らない国の​貧しい人たちを隣にいるかのように感じると、
屋根もあって、帰って寝るベッドもある私は、今の生活に感謝するとともに
もしかしたらこの生活がその人の貧困と、
何か関連があるかもしれないと考えてしまいます。

そして、ふとフェアトレードの考えが
もしこの村に拡がっていったら……と、想像してみます。

フェアトレードは、ビジネスの仕組みですが、
お金の価値よりも『助け合い』を大事にします。

相手の「弱いところに施して」補うのではなく、
お互いが持つ「それぞれの強みを出し合う」ことで弱みや不足を補い合います。

そのお互いの価値を交換し合うのがフェアトレード。

持っている弱さ、足らないところを非難しあったり、
強いところだけを強引に搾取するのではなく、お互いが助け合い補っていくこと。
きっとそんな村に世界がなったら、争いはおきないはず……。

たくさんの人とたくさんの価値を交換しあい、お互いをより良い世界に導いていく。

マーチン・ルーサー・キングの言葉も、世界を身近に感じさせます。

“ 私たちは朝、目覚めてテーブルにつき、
南米でつくられたコーヒーや中国のお茶、アフリカからのココアを飲む。
私たちは朝食を終えるまでに、世界中の人びとから恩恵を受けているのです ”

(1967年「平和について、クリスマスの演説」より)


この朝のひとときを、フェアトレードのものに変えるだけで、世界にはより良い未来への変革が起きはじめます。



世界フェアトレード機関(WFTO)は、
#FairTradeBreaksPoverty フェアトレードで貧困を撲滅するウィークのキャンペーンを行っています。

ピープルツリーもこのキャンペーンウィーク中に、お買い物が10%オフになるキャンペーンコードを配布します。
毎日を少しずつフェアトレードにスイッチするきっかけにしてみてください。


peace

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