サイドプール・エンタープライズ
サイドプール・エンタープライズ
- 団体がある国
- バングラデシュ
- 設立
- 1976年
- 商品
- ジュート製品、衣服
- 団体概要
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- 歴史・背景
- 1970年代にバングラデシュとパキスタンの間で独立戦争が勃発したとき、家や故郷を失った100万人以上の難民たちがサイドプールのキャンプに集まりました。難民キャンプで食料提供や救援活動をしていた非営利団体のメノナイト中央委員会(MCC)は、地域の雇用の必要性に気づき、150人の女性たちにシルクスクリーンやジュート・バッグの縫い方、シルクスクリーンプリントを教えたのです。こうして1976年に、主にバッグをつくるアクションバッグと、スクリーンプリントを行うイースタン・スクリーン・プリンターズという小さな工房が生まれました。
この2つのグループがMCCから独立して、サイドプール・エンタープライズとして事業を運営しています。 - 活動内容
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- 活動の広がり・生産者へのメリット
- ピープルツリーは1993年からともに活動を行い、今ではサイドプール・エンタープライズにとって最大の取引先となっています。ピープルツリーの安定した発注によって事業計画が立てられ、年間の総利益のほとんどが生産者に還元され、生産者たちは低利子でローンを組むことや、法的援助や保険を受けることもできるようになりました。
- フェアトレード以外の活動
- 難民支援
雇用の創出 - 生産者の物語・コメント
- 10年前に夫に置いて行かれ、サイドプール・エンタープライズで働くようになったジョシュナさん。
フェアトレードがどのような変化をもたらしたのでしょうか。
「メイドとして働けば、サイドプール・エンタープライズで働くのと比べて半分ほどしか稼げないんです。この地域ではほかに働く場所がないの。サイドプール・エンタープライズでは敬意をもって扱われるし、私の都合に合わせた自宅勤務が可能なんです」
ジョシュナさんは、5ヶ月分の月給を使い、家の屋根のふき替えをすることができました。
さらに、姪を学校に通わせています。
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