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メルヴィル・トラスト

メルヴィル・トラスト

団体がある国
インド
設立
1994年
商品
ハンドメイドコスメ、アロマ
団体概要

メルヴィル・トラスト

インド南部に拠点を置く「メルヴィル・トラスト」は、社会的に立場が弱く貧しい女性たちに仕事の機会をつくるために設立された団体です。インドのタミルナドゥ州にあるエコヴィレッジにある香り豊かな植物を利用して、キャンドルや石けん、アロマオイルなどを生産しています。環境にやさしく持続可能な社会をつくるプロジェクトの支援も行っています。
歴史・背景
インド南部にある持続可能な自然循環型エコヴィレッジ「オーロヴィル」の支援団体として1994年に設立。社会的に立場が弱く貧しい女性たちに仕事の場を提供するほか、技術研修や英語クラスなどのプログラムのほか、医療補助をはじめとする福利厚生も充実しています。2004年にはIFAT(国際フェアトレード連盟、現WFTO)の認証を得ました。
活動内容
オーロヴィルに豊富にある、香りのよい花や木々といった多様な植物を活用し、キャンドルやお香、エッセンシャル・オイル、石けん、シャンプーなどを生産しています。児童労働を排除し、工場周辺の村人たちを雇用することで、オーロヴィルの発展にも貢献しています。香りのペーストは古くから伝わる手法に基づき、野菜や毒のない抽出物を使ってつくられています。パッケージも自然由来で生分解性の素材を使っています。インド国内はもちろん、海外にも広く輸出されています。
活動の広がり・生産者へのメリット
メンバーの福利厚生の向上のため、3ヶ月毎に共同体が抱える問題について会議と決定を行っています。貯蓄計画や成人教育、無料の医療サービスなども実施しています。特に職人は目に多くのストレスがかかるため、定期的な無料健診や視力に合わせてメガネの提供も行っています。また、インド固有の花嫁持参金制度は、女性を差別する慣習であるとして廃止に向けた啓発活動を行っています。農村地域で制度に反対する集会を頻繁に実施することで、女性たちに自分たちは男性と同等の地位にあって、従属する存在ではないということを意識づけています。
フェアトレード以外の活動
コミュニティ開発、環境保護、女性雇用、教育

 

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