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記事: ウガンダからフェアトレードのインパクトを考える
【番外編】半年たって思うこと

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ウガンダからフェアトレードのインパクトを考える
【番外編】半年たって思うこと

こんにちは。

私は一昨年の秋から半年間ピープルツリーさんでインターンをし、その後5ヶ月間ウガンダでインターンをしていました。
ウガンダにいた5ヶ月間の活動についてこのブログに書かせてもらっていました。

ウガンダから帰国してもう半年が経ち、日本の生活にすっかり慣れ、ウガンダのことを思い出すたびあれは本当に起こったことなのだろうかと、不思議な感覚になります。

ウガンダから帰国して色んな人に会う度に、「頑張ってたね」「凄かったね」と言っていただき、「ああやってみてよかったな、嬉しいな」と思う反面どこかモヤモヤしていた気持ちがありました。

このモヤモヤってなんだろうと半年間考え続け、今回はそのモヤモヤについて改めて書きたいと思います。

私はウガンダにいた際インターン先でトレーニングを行うために必要な資金をクラウドファンディングで集めました。
こんなことができるかもしれないとインターン先の人と話していたら楽しくなって、ワクワクして、いてもたってもいられずクラウドファンディングに挑戦してみることにしました。
始めるまでの準備は大変で不安もあったけれど凄く楽しくやっていました。
そしていざ、始まってみると自分が想像してるよりもずっと早く目標金額に達成しました。
自分で始めたことなのに、自分でもついていけないスピードでどんどん物事が進んでいく。
達成した時は嬉しいとか楽しいとか以上に怖いと感じました。

30万円というお金を手に入れた時、この時に初めてお金をいただくということ、扱うということがこんなにも大変で責任のいることなんだと気付きました。

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トレーニング自体は資金調達がスタートラインでそこからも毎日バタバタと準備を進めました。
ですがそこからもわからない、できないことの連続でした。
お金を集めたはいいものもそんな大金どうやっておろすかもわからない、
毎日レシートを集めてはまとめて計算して、たまに計算が合わなくなってパニックになったり
開催場所やランチの値段がおかしいとインターン先の人と揉めたり
自分が想像していたキラキラした国際協力の仕事とは程遠いものでした。

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でもこの時に私は「わからない」と言うことができませんでした。

応援してくださった方がいるんだから頑張らなきゃ、失敗してはいけないと半ば脅迫観念のようなものを持っていたんだと思います。
ブログやFacebookを更新する時には読む人はどう思うのだろうかということばかりを考え、「いいところ」を探し、「きれいな言葉」で繕って、「頑張っているよう」に見せることに必死になっていました。
あの時は必死で、がむしゃらで気付かなかったけれど。

今思えば覚悟が足りず、考えが甘かったとわかります。
何か新しいことを自分でやってみるのも初めてで、最初から完璧にできなくて当たり前とも思います。

ただこの考えが甘かったということをしっかりと受け止め、考え続けなければここで得られた学びや気づきも思い出になってしまうと思い改めて言葉にさせてもらいました。
またこうして違和感を覚えたことや反省することを考えられるようになったことが自分の一つの成長にもなったと思います。

ピープルツリーさんやウガンダでのインターンの活動を通して多くの方の優しさに触れました。私も誰かに優しくできるようにこの想いは忘れずにこれからも彼女たちと関わり続けていきたいなと思います。

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長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。


安藤ふき菜


【過去の記事はこちら】
ウガンダからフェアトレードのインパクトを考える
2017年12月4日
Vol.5 ウガンダでの挑戦が教えてくれたこと
2017年11月10日
Vol.4 バスケットを編めるように!6日間のトレーニング
2017年9月1日
Vol.3 ホームステイでウガンダ人の暮らしを体感!!
2017年7月28日
Vol.2 バスケットづくりに挑戦して気づいたこと
2017年6月30日
Vol.1 ウガンダのフェアトレード生産者団体からフェアトレードのインパクトを考える